ネットワークシステム性能監視ツールベンダーのアイビーシー(IBC)は2016年11月15日、ベアメタル型クラウドサービス「SCI クラウド」を発売したと発表した。そのために、リンクと協業する。
発表したのは、特化型クラウドインテグレーションサービス「Specific Cloud Integration(SCI)」のクラウド基盤の1つとして、「SCI クラウド」を発売したことだ。そのために、リンクが提供するクラウドサービス「ベアメタル型アプリプラットフォーム」のOEM提供をIBCが受ける。
物理サーバーの優れた処理能力と安定性、手軽にサーバーを構築・複製・テンプレート化できる仮想サーバーの利点を併せ持っている。プライベートVM(Virtual Machine)やパブリックVMも利用できるハイブリッド環境を、コントロールパネルから簡単に構築・運用・管理可能だ。
サービス内容がわかりやすいため、オンプレミスに関する知識や運用ノウハウを活用することもできる。
IBCは今後、ほかのクラウドサービスとの相互接続や各種コンサルティングサービスと組み合わせることで、ユーザーのニーズに応じたクラウド環境を提供していくとしている。