工場のラインで特定のタスクを行うのが産業ロボットの役割とすると、人事や財務会計など、コンピューター上で特定の業務処理を行うのがRPA(Robotic Process Automation)だ。ERP、メール、Excelなど異なるシステム間の膨大なデータ入力作業を自動化するRPAは、「働き方改革」の側面で語られることも多いという。多くのITコンサルティング会社がこぞってRPAツールを担ぎ、導入を推進しているのも特徴だ。日本でも複数のコンサルティングファームがRPAを将来性のある分野と捉え、拡販に努めている。
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