開発ツール/プラットフォーム 開発ツール/プラットフォーム記事一覧へ

[調査・レポート]

中堅・中小企業が導入済みの開発ツール、RPA49%、ローコード16%、AIエージェント14.2%─ノークリサーチ

ローコードツールの導入率は年商規模に比例

2026年2月25日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

ノークリサーチは2026年2月24日、中堅・中小企業におけるアプリケーション開発ツールの導入状況を調査した結果を発表した。導入済みの割合は、RPAが49%、ノーコードが28.8%、ローコードが16%、AIエージェントが14.2%だった。ローコード開発ツールについては、年商規模に比例して導入割合が増えている。

 ノークリサーチは、中堅・中小企業におけるアプリケーション開発ツールの導入状況を調査した結果を発表した。日本全国、全業種の年商500億円未満の企業1300社(有効回答件数、1社1レコード)から、2025年7~8月の期間の調査で回答を得ている。

図1:導入済み/適用済みのITアプリケーション開発ツール(複数回答可)(出典:ノークリサーチ)
拡大画像表示

 導入済みの割合は、導入済みの割合は、RPAが49%、ノーコードが28.8%、ローコードが16%、AIエージェントが14.2%だった。「導入なし/適用なし/現状は不明」が40%で、中堅・中小企業の60%が、RPA、ノーコード/ローコード開発ツール、AIエージェントのいずれかを開発ツールとして利用していることが判明した(図1)。

 ローコード開発ツールについて、導入済み割合を年商別に集計したところ、年商規模に比例して導入割合が増えている。小規模企業層(年商5億円未満)は6.5%、中小企業層(年商5~50億円)は12.3%、中堅企業層(年商50~500億円)は24.2%だった(図2)。

図2:ローコード開発ツールの導入済み割合(年商別)(出典:ノークリサーチ)
拡大画像表示

 ノークリサーチは、「ローコード開発ツールは、プログラミングがゼロになるわけではない。ユーザーである情報システム担当/部門にも相応のスキルが必要で、SIベンダーへのシステム開発委託が必要になりやすい。この結果、年商規模が小さくなるにつれて導入割合も低くなる傾向にある」と分析している。

 図3は、AIエージェントの導入済み割合を、適用対象となる業務アプリケーション分野別に集計したもの。現状の導入済み割合は、いずれの業務アプリケーション分野においても1割未満にとどまった。

図3:業務アプリケーションへのAIエージェント導入状況(複数回答可)(出典:ノークリサーチ)
拡大画像表示

 分野間の差は僅かだが、コラボレーション、CRM、文書管理・オンラインストレージサービスの値が相対的に高い。「『メールの内容や添付ファイルを自動で判別し、CRMの案件情報や文書管理フォルダに格納する』など、個人レベルでの業務効率化が中心である」(同社)。

 一方、ERP、生産管理、販売・仕入・在庫管理、ワークフロー・ビジネスプロセス管理といった業務アプリケーション分野におけるAIエージェントの導入済み割合は相対的に低い。

 今回の発表は、ノークリサーチが発行した「2025年版 中堅・中小企業のITアプリ開発ツール利用実態と展望レポート」のサンプル/ダイジェストである。

関連キーワード

ノークリサーチ / 中堅・中小企業 / ユーザー調査 / ローコード / AIエージェント

関連記事

トピックス

[Sponsored]

中堅・中小企業が導入済みの開発ツール、RPA49%、ローコード16%、AIエージェント14.2%─ノークリサーチノークリサーチは2026年2月24日、中堅・中小企業におけるアプリケーション開発ツールの導入状況を調査した結果を発表した。導入済みの割合は、RPAが49%、ノーコードが28.8%、ローコードが16%、AIエージェントが14.2%だった。ローコード開発ツールについては、年商規模に比例して導入割合が増えている。

PAGE TOP