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AGCグラスプロダクツ、「HULFT Square」で営業レポート作成を自動化、月270時間削減

2026年5月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AGCグラスプロダクツ(本社:東京都台東区)は、社内外のデータを収集・加工してデータ駆動型の営業活動を実現するため、データ連携ツール「HULFT Square」を導入した。エリアごとに異なっていた報告形式を統一するとともに、手作業によるレポート作成を自動化して月間270時間を削減した。HULFT Squareを提供したセゾンテクノロジーが2026年5月27日に発表した。

 AGCグラスプロダクツは、建築用の板ガラスメーカーであり、省エネ性能を高めたLow-E複層ガラスや防災安全性・防犯性を高めた合わせガラスなど、高付加価値な建築ガラスを製造・開発している。顧客への提案活動を担うエリア営業の部門は、基幹システムの情報を日々の営業活動に役立てていた。しかし、情報が社内に点在していたことが原因で、営業会議の資料を作成するためのデータ収集や、Excelなどによるレポート作成に多くの工数を割いていた。

図1:AGCグラスプロダクツが構築した、営業レポート作成システムの概要(出典:セゾンテクノロジー)
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 今回、経験やノウハウに頼った営業スタイルからデータ駆動型の営業へと切り替えることを目的に、ノーコード開発が可能なクラウドサービス「kintone」でアプリケーションを構築し、AWS上で稼働する基幹システムとデータ連携させた(図1)。データ連携ツールには、HULFT Squareを導入した。全国で5つのエリアごとに異なっていたレポート形式を統一するとともに、手作業によるレポート作成を効率化して月間270時間を削減した。

 kintoneで整備した情報基盤は、全国にいる70人超のエリア営業担当者が活用している。日々の業務を実施しているほか、週次や月次の営業会議などのためにレポートを生成している。レポート作成に必要な周辺システムとのデータ連携・加工処理をHULFT Squareが担っている。具体的には、SQL Server上にある基幹システムの情報をHULFT Squareで取得し、日次の集計情報として加工したうえでkintoneに渡す。また、kintoneに入力した営業活動履歴などを集計し、kintoneに戻す処理もHULFT Squareが担っている。

 「基幹システムの情報だけでも毎日数万行に及ぶため、これらをkintoneで処理するのは難しい。基本的な処理はHULFT Squareが実施し、情報の登録と表示をkintoneで行っている」とAGC建設ガラスアジアカンパニー事業企画室の福留弘士氏は説明する。国土交通省が発表する建設住宅着工統計などの外部情報は現状、CSVを人手でkintoneに取り込んだうえで、HULFT Squareが集計・加工してkintoneに戻している。将来的には、外部情報をHULFT Squareが直接収集する仕組みにしていきたいという。

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