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ARI、AIチャットボットサービスで自動多言語対応機能を提供

2017年9月15日(金)IT Leaders編集部

ARアドバンストテクノロジ(ARI)は2017年9月14日、人工知能(AI)を搭載したチャットボットサービス「LOOGUE」の新機能として、日本語のFAQ一覧があれば事前に準備することなく多言語対応が可能となる「マルチリンガル」機能を発表した。2017年10月2日から提供する。

 LOOGUEは、社内向けのチャットボットサービスである。問い合わせ窓口としてLOOGUEを使うことによって、ヘルプデスクや営業支援、社員教育などの効率を高められる。

 機械学習などのAI技術を採用している。企業が持っているFAQ(一般的な問い合わせとその回答)をそのまま取り込んで利用できる。適切な回答へ導くために質問意図を聞き返す機能を備えているほか、単語辞書の単語を自動で増やす機能も搭載している。

 Microsoft Cognitive Servicesを用いた多言語翻訳機能によって、日本語のFAQ一覧から他言語に変換できる。例えば、英語の質問には英語で、中国語の質問には中国語で回答できるようになる。また、Microsoft Teamsを導入している場合は、新たなインタフェースを用意しなくても社内にFAQシステムを簡単に構築できる。Teams上で質問をすれば、LOOGUEが適切に回答する。

 独自辞書データベースは、60万語以上を備える。さらに、ユーザーの専門用語を加えてオリジナルの環境として構築することによって、質問に対する回答精度と学習効果を高められる。辞書データベースの管理には、機械学習と自然言語処理技術を用いて開発したAI学習エンジン「Log Learning Dictionary System」を利用している。

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