freeeは2017年11月17日、クラウド会計ソフトfreeeが法人向けチャットサービス「Slack」とAPI連携したと発表した。クラウド会計ソフトfreeeで申請した経費精算、支払依頼、稟議ワークフローなどの通知がSlackに届き、Slack上で承認や差戻し、却下などの操作を行えるようになった。
Slack APIを使って、クラウド会計ソフトfreeeをSlackとAPI連携させた。具体的には、クラウド会計ソフトfreee上で行った経費精算、支払依頼、稟議ワークフローなど、申請から承認に至る一連のコミュニケーションを、申請者と承認者のSlack IDに通知するようにした。
図1●Slack上のワークフローイメージ(出所:freee)
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以下のアクションが行われた際に、承認、却下、差戻しの操作、申請結果の確認が可能になる
- 申請の承認依頼が承認者に届いた時
- 申請に承認者からコメントが付いた時
- 申請が承認、差戻し、却下された時
なお、Slackは、米Slack Technologiesが提供する法人向けのチャットサービスである。クラウドサービスとして提供している。チーム内で議題を共有して議論するチャット機能を中心に、ファイル共有や音声通話などができる。Webブラウザのほか、各OS向けのアプリケーションを介して利用できる。