KDDI(本社:東京都千代田区)は、全社員1万人超が利用する「稟議書システム」を構築し、2025年5月に運用を開始した。コーポレートシェアード本部や総務本部などの現場部門がドリーム・アーツのノーコード開発クラウドサービス「SmartDB」を用いて内製開発した。今後は稟議業務以外にも範囲を広げる。ドリーム・アーツが2025年6月30日に発表した。
KDDIは、事業成長に伴って増加するコーポレート業務に対処するため、コーポレートシェアード本部を新設し、グループ全体の業務を集約している。同部はコーポレート機能を改善するミッションも担当しており、SaaSの導入やデータ連携の強化などを推進している。
その中で、全社員1万人超が利用する「稟議書システム」は、10年以上にわたってオンプレミスで運用を続けてきた結果、老朽化が顕著になった。「複雑な承認フローに対応できず転記作業が多発」「業務変化への追従や外部システムとのリアルタイム連携などが困難」「データの構造化が不十分で可視化や分析に手間がかかる」といった問題を抱えていたという。
図1:KDDIがノーコード開発で刷新した稟議書システムの構成(出典:KDDI)拡大画像表示
そこで、コーポレートシェアード本部や総務本部が稟議書システムの刷新に着手。ドリーム・アーツのノーコード開発クラウドサービス「SmartDB」を導入し、両部の担当者がみずからノーコードで開発し、2025年5月から全社で利用を始めている(図1)。
導入効果として、稟議の種別に応じた承認ルートの自動設定が可能になった。また、各種マスター情報との連携がなされ、さまざまなデータを活用できるようになった。
「KDDIでは稟議の決裁数が年間3万件を超える。それを扱う稟議申請システムを、これまで情報システム部門と大手ベンダーの協力の下で更改してきた。今回、コーポレート組織が主体となってノーコードで市民開発したことで、画面や細かな機能修正も自分たちで実施できるようになった」(同社)
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



