ラックは2018年09月14日、サイバーセキュリティ分野の人材育成と犯罪対策を目的に、産学官で連携すると発表した。ラック、信州大学、国立長野工業高等専門学校、長野県警察本部の4者が協力し、教育カリキュラムの開発・運用、演習や講演会の実施などを進める。2018年9月13日に、4者による協定の締結式を実施した。
4者の狙いは以下の通り。
ラックは、「セキュリティ演習サービス」を提供する。これは、ラックが運営する「セキュリティ監視サービス」と「セキュリティ緊急対応サービス」の対応で得られた経験をもとにして構築したサービスである。
セキュリティ演習サービスでは、セキュリティ人材の育成や、サイバーセキュリティに関する情報の共有などを支援する。これまでに蓄積した知見を共有することで、セキュリティ人材の育成とサイバー犯罪の対策強化に寄与する。さらに、提供サービスの拡充に活かす。
信州大学は、学内のインシデント情報の共有、セキュリティ対策に関する技術実証、共同研究、産学官連携の活動拠点の提供を行う。
国立長野工業高等専門学校は、セキュリティマインドを持った人材の育成、カリキュラムの開発、実践的スキル獲得のための教育環境の整備を行う。
長野県警察本部は、2018年4月1日に県警察本部内にサイバー犯罪対策室を発足させ、サイバー犯罪への対処体制を強化した。サイバー犯罪捜査員の育成が急務であることから、サイバー犯罪被害防止にむけて捜査機関の視点から協力する。
図1:産学官連携によるセキュリティの人材育成と犯罪対策の概要(出典:ラック)拡大画像表示
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