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CTC、CNAPP「Wiz」を販売、クラウド環境の設定ミスや過剰権限を提示

2025年8月22日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2025年8月19日、Wiz Cloud Japanのクラウドセキュリティ/CNAPPサービス「Wiz」の販売を開始すると発表した。専用ソフトウェアをインストールすることなく、API経由でクラウド環境の設定ミスや過剰権限を検出する。Wizの運用を支援する「マネージドCNAPP」も提供する。3年間で合計20億円の販売目標を掲げている。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が販売する「Wiz」は、Wiz Cloud Japan(開発元:米Wiz)のCNAPP(クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム)サービスである。クラウドセキュリティの取り組みにおいて、クラウド環境の構成、アプリケーション、ID、データなどを一元的に保護する(図1)。

図1:クラウドセキュリティサービス「Wiz」の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 IaaS/PaaS、コンテナ環境への専用ソフトウェアのインストールは不要で、API接続でデータを取得する。アクセス権限設定やポート開放、データ暗号化などの設定ミスを検出し、総合評価でリスクの優先度を判定する仕組みである。以下の3つの機能を提供する。

  • Wiz Cloud:クラウド環境の設定不備や過剰権限を横断的に検出し、リスクに優先順位を付ける。
  • Wiz Code:開発段階で脆弱性を早期発見する。
  • Wiz Defend:ランサムウェアなどの攻撃をリアルタイムに監視・防御する。

 Wizの運用を支援するマネージドサービス「マネージドCNAPP」も提供する。Wiz初期導入時の設計・構築支援に加えて、導入後の操作サポート、アラート検知時の対応とレポート作成などを提供する。CTCは、WizとマネージドCNAPPを合わせて、3年間で20億円の販売目標を掲げている。

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