KDDIは2018年9月19日、同社が提供しているIaaS型クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」(KCPS)の新サービスとして、ベアメタルサーバーを提供するサービス「KCPSベアメタルサーバー」を発表した。2018年10月15日に申し込みを開始し、2018年10月30日から提供する。
KCPSベアメタルサーバーは、IaaS型クラウドサービスの1つであり、ベアメタルサーバー機を契約ユーザーに対して専有型で提供するサービスである。サーバー上で稼働させるソフトウェア(サーバー仮想化ソフトやOSなど)に縛りがなく、オンプレミスで稼働しているシステムを、構成を変更することなくそのままクラウド環境に移行できる。
図1:オンプレミスで稼働しているシステムを、構成を変更することなくそのままクラウド環境に移行できる(出典:KDDI)拡大画像表示
必要に応じて、サーバースペックを自由に選べる。いずれもCPUは2CPU構成で、コアは8コアから最大48コアまで5モデルを用意した。メモリーは、最小モデルで64Gバイト、最大モデルで768Gバイトである。ベアメタルサーバー上でサーバー仮想化ソフトを動作させる用途に向けて、VMware vSphereとvSANのライセンスも標準で用意している。
サービスの申し込みやサーバーの管理は、他のメニューと同様に、KCPSの管理コンソールからオンラインで実施できる。必要に応じて、KCPSの仮想化サーバーやオブジェクトストレージなどと接続したシステムを構築できる。
| モデル | CPU | メモリー | ストレージ | 月額料金(税別) | 単位 |
|---|---|---|---|---|---|
| i1.Small-8 | 8コア(3.00GHz) | 64GB | SSD 1.875TB(480GB×4) | 7万800円 | 物理サーバーごと |
| i1.Medium-24 | 24コア(2.60GHz) | 256GB | SSD 1.875TB(480GB×4) | 9万9800円 | |
| i1.Large-24 i2.Large-24 |
256GB | SSD 13.44TB(1.92TB×7) SSD 480GB(ブート用) SSD 960GB(vSANキャッシュ用) |
23万円 | ||
| i2.xLarge-48 | 48コア(2.10GHz) | 768GB | SSD 23.04TB(3.84TB×6) SSD 480GB(ブート用) SSD(NVMe) 1.6TB(vSANキャッシュ用) |
45万円 |
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