富士通は2019年4月1日、米VMwareが提供している現行のサーバー仮想化ソフト「VMware vSphere 6.7」について、標準サポートよりも高信頼かつ長期間のサポートを提供すると発表した。標準サポートよりも高信頼なサポートを、標準サポートが終了を予定する2023年以降も2026年3月まで提供する。
富士通は、VMwareが提供するサーバー仮想化ソフトの現行バージョン「VMware vSphere 6.7」(関連記事:ヴイエムウェア、新版のvSphere 6.7を5月までに提供、vGPU強化やMVDIMM対応など)について、標準サポートよりも高信頼かつ長期間サポートするサービスを開始した。
ヴイエムウェアと連携した専任チームをユーザーごとに編成し、トラブル発生時には、VMware vSphere 6.7の各種ログなどの分析に基づいて、復旧や原因究明、再発防止策の提示を行う。
サポート期間は2026年3月までで、標準サポートが終了を予定する2023年以降もサポートを受けられる。
取り組みの背景について同社は、24時間365日稼働し続けることが求められるミッションクリティカル領域のシステムにおいても、仮想化基盤の採用が進んでいることを挙げている。「より高信頼かつ長期間のサポートへのニーズが高まっている」(同社)。
●Information
「富士通フォーラム2019」開催決定、今年のテーマは
「Human Centric Innovation : Driving a Trusted Future」
2019年5月17日(金)/東京国際フォーラム(有楽町)/イベント公式サイト
富士通フォーラムとは──
デジタル時代の信頼を実現する最先端のテクノロジーと、デジタル技術を活用し業種・業務を超えた共創の取り組みを幅広く紹介する富士通の年次イベント。
主なプログラム──
44のセミナー、3つのフロントラインセッション(国内外の先進事例など)、13のカンファレンス(各分野のエキスパート解説など)、28のビジネスセッション+ハンズオン/ワークショップ(顧客事例/ユースケースなど)、約100種の展示