日立製作所は2019年6月26日、情報システムの運用をAI(人工知能)を活用して改善するサービス「AI for IT Operations」を強化した。既存のオンプレミス版「AI for IT Operations - Platform」に加えて、クラウドサービス版「AI for IT Operations - Service」を新設した。2019年6月28日から販売し、2019年9月30日から提供する。価格は個別見積もり。
AI for IT Operationsは、情報システムの運用をAIで支援するサービスである(関連記事:日立、本番環境の運用をAIで支援するサービス、エンジニアを呼び出すかどうかの判断が可能に)。このためのソフトウェアを提供するとともに、ソフトウェアの導入サービスを提供する。
機能は複数ある。機能の1つ「システム稼働分析」は、システム稼働状況の定期レポートを自動で作成する。機能の1つ「イベント分析」は、警告メッセージの発生時に担当エンジニアを呼び出すかどうかを判断するなど、システム監視におけるエスカレーションを支援する。
今回、システムの稼働環境を増やし、既存のオンプレミス版に加えてクラウドサービス版を新設した。最初のクラウドサービスとして、複数ある機能のうち、まずはシステム稼働分析の機能を2019年9月30日から提供する(図1)。
図1:クラウド版で利用できるシステム稼働分析の概要。システム稼働状況の定期レポートを自動で作成できる(出典:日立製作所)拡大画像表示
今回さらに、イベント分析の機能も強化し、過去の対応記録に基づいて判定できるように強化した。これにより、運用手順をまとめたマニュアルが未整備のシステムに対しても導入できるようになった。
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