ソフトウェア開発プロジェクト向けにソースコードやドキュメントを共有できるサービス「GitHub」を提供しているギットハブ・ジャパンは2019年8月21日、GitHubのベータ版機能「GitHub Actions」を強化したと発表した。2019年8月8日(米国時間)に、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)機能を追加したという。ビルドやテスト、デプロイなどのワークフローを自動で実行しやすくなった。
GitHubは、主にソフトウェア開発プロジェクトで利用するバージョン管理サービスである。ソースコードやドキュメントを開発プロジェクトで共有できる。2018年には、ベータ版の扱いでサーバーレス機能のGitHub Actionsを提供している。リポジトリへのコミットといったGitHub上で発生するイベントをトリガー(契機)に、GitHub上で任意のアクション(Dockerコンテナ)を実行できる。
今回、GitHub Actionsを強化し、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)機能を追加したとしている。これにより、複数のアクションを組み合わせ、ソースコードのビルド、テスト、デプロイといった工程を自動で実行しやすくなったという。ワークフローの処理は、YAML構文で記述する(図1)。ワークフローやアクションの処理内容はコードとして管理できるので、GitHubで共有・再利用できる。
図1:YAMLで記述したワークフローの例。複数バージョンのプロジェクトを並列でテストする(出典:ギットハブ・ジャパン)拡大画像表示
なお、2019年11月13日に、現在はベータ版の扱いとなっているGitHub Actionsについて、正式バージョンをリリースする。
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