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アスク、GPUで高速に実行できるデータベース「OmniSci」を販売、SQL実行と可視化を高速化

2019年9月6日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アスクは2019年9月6日、GPUを使って高速に実行できるRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)ソフトウェア「OmniSci」を販売すると発表した。開発会社は、米OmniSci。価格は要問い合わせ。

 OmniSciの中核となる「OmniSciDB」は、RDBMSである。最大の特徴は、SQLの実行とデータの可視化をGPUで高速化できること(画面1)。GPUの並列処理能力を利用して、数十億行のテーブルにおいてもSQLクエリーの結果をミリ秒単位で返すとしている。クエリーのコンパイルとベクトル化、3層のメモリー管理などを組み合わせてSQLの実行を高速化する。

画面1:OmniSciのデータ可視化画面の例(出典:アスク)画面1:OmniSciのデータ可視化画面の例(出典:アスク)
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 データを可視化する描画エンジン「OmniSci Render」は、大量のポイントマップデータ、散布図、ポリゴン表示などを描画するためのサーバーサイドエンジンである。ユーザーは、描画データを介した対話型のデータ探索などができるようになる。地理空間の視覚化では、最大数十億のポイント、線、ポリゴンの視覚化処理ができる。

 Web型のデータ可視化ツール「OmniSci Immerse」も用意している。描画した画面を対話型に操作できる。折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフなどの標準的な視覚要素に加えて、ジオポイントマップ、ジオヒートマップ、コロプレス、散布図などのデータ表現も利用できる。

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