[内田勝也の日々是セキュリティ]

Capital Oneの1億件超個人情報漏洩から我々が学ぶべきこと:第2回

2019年10月1日(火)内田 勝也(情報セキュリティ大学院大学 名誉教授)

クラウド利用が一般的になる中、「クラウドのほうが安全」あるいは「クラウドだから安全」といった認識が少しずつ広がっている。2019年7月、そんな認識を打ち壊しかねないとされる事態が表面化した。米国金融サービス大手のCapital One(キャピタル・ワン)において、1億件を超えるクレジットカード利用者やカード申請者の個人情報が流出した事件である。Capital OneはAWSの大口ユーザーだ。そのため発覚当時、「クラウドに暗雲が立ちこめ、大嵐になり、雲は雲散霧消では?」とする記事もあった。はたしてこの見方は正しいのか。

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Capital Oneの1億件超個人情報漏洩から我々が学ぶべきこと:第2回 [ 2/2 ] クラウド利用が一般的になる中、「クラウドのほうが安全」あるいは「クラウドだから安全」といった認識が少しずつ広がっている。2019年7月、そんな認識を打ち壊しかねないとされる事態が表面化した。米国金融サービス大手のCapital One(キャピタル・ワン)において、1億件を超えるクレジットカード利用者やカード申請者の個人情報が流出した事件である。Capital OneはAWSの大口ユーザーだ。そのため発覚当時、「クラウドに暗雲が立ちこめ、大嵐になり、雲は雲散霧消では?」とする記事もあった。はたしてこの見方は正しいのか。

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