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インターコム、IT資産管理・情報漏洩対策「MaLionCloud」新版、AIで出退勤の異常を報告

2019年12月2日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターコムは2019年12月2日、IT資産管理・情報漏洩対策クラウドサービス「MaLionCloud」の新版(Ver.6.1)を発表した。同日提供を開始した。新版では、マシンラーニング(機械学習)を活用したログ分析/レポート出力機能を追加した。参考価格(税別)は、1クライアントあたり月額1000円から。

 インターコムの「MaLionCloud」は、IT資産管理と情報漏洩対策を中核としたクライアント管理ソフトである。WindowsまたはMacのクライアントPCを管理できる。これらのクライアントPCに専用のエージェントソフトをインストールして管理する。オンプレミス版「MaLion」の管理サーバー機能をSaaS型クラウドサービスの形で提供する製品がMaLionCloudである。1契約あたり最大でクライアントPC1000台を管理できる(図1)。

図1:MaLionCloudのコンポーネント構成。管理データベース機能とデータ中継機能をクラウドサービスとして提供する(出典:インターコム)図1:MaLionCloudのコンポーネント構成。管理データベース機能とデータ中継機能をクラウドサービスとして提供する(出典:インターコム)
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 クライアントPC上で動作するエージェントは、VPNクライアントを介して、クラウド上の管理サーバーに閉域網で接続する。エージェントは、クライアントPCからデータを収集し、クラウド上のサーバーに転送する。管理コンソールは、社内LAN上にある管理者用のPCで稼働する。ここからクラウド上のサーバーを経由して、各PCを遠隔管理する。

 提供する主な管理機能は、IT資産管理(インベントリ情報の収集とソフトウェア配布)と、情報漏洩対策(クライアント操作の監視と制御)である。IT資産管理では、どのようなソフトウェアをインストールしているのかが分かる。古いバージョンのソフトウェアを使っているPCに新バージョンのソフトウェアを配信して更新するといった運用ができる。

出勤/退勤時刻が異常な社員を検出して報告

 今回の新版では、マシンラーニング(機械学習)を活用したログ分析/レポート出力機能を追加した。対象とするクライアントPCと集計期間を指定するだけで、AIが自動でログを分析し、分析結果に適した統計図表を使ってレポートを出力する。管理者自身が想定していなかった収集ログの傾向などが分かる。

 使い方として、管理者はまず対象とするクライアントPCと集計期間を管理画面から指定して、分析の基となるMaLionCloudのログを出力する。次に、出力したログをMaLionCloudのAIレポートプログラムに取り込む。これにより、異常値や傾向などを自動で分析し、Excel形式のグラフレポートとして出力する。

 レポート上では、異常の度合いが高い順に、クライアントPCのログをリスト抽出する。統計グラフと100を最良とする総合スコアによって分析結果を表示する。管理者は、出力したレポートから異常の傾向を把握し、根拠となったログを確認した後、該当の社員に注意を促す、といった対策を講じることができる。

 提供開始時点では、OSログオン監視ログについてのみ、AIレポートを利用できる(図1)。PCへのログオン/ログオフ時刻の異常値を検出することで、社員の過度な時間外労働の傾向を把握できる。今後は、他のログについてもAIレポート機能を使えるようにする予定である。

図2:ログオン監視ログを基にしたAIレポート出力イメージ(出典:インターコム)図2:ログオン監視ログを基にしたAIレポート出力イメージ(出典:インターコム)
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●Next:勤怠管理システムとの連携を強化

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