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シスコ、アプリケーション性能監視ソフトウェアAppDynamics強化、ユーザーの導線を把握可能に

2020年4月21日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

シスコシステムズは2020年4月21日、Webアプリケーションの性能監視ソフトウェア「AppDynamics」を強化すると発表した。Webアプリケーション内でユーザーがたどる動線(カスタマージャーニー)をダッシュボード上で可視化して把握できる「Experience Journey Map」機能などを追加する。強化機能は、2020年第2四半期中に提供を開始する予定。

 AppDynamicsは、Webアプリケーションの性能監視ソフトウェアである。Webアプリケーションを改修することなく、Webアプリケーションサーバーにインストールしたエージェントソフトウェアを使って性能データを監視する。レスポンス(応答性能)が悪いといった問題について、原因をドリルダウンして調べられる。

 今回の機能強化では、Webアプリケーション内でユーザーがたどる動線(カスタマージャーニー)をダッシュボード上で可視化する「Experience Journey Map」機能を追加する(図1)。動線を形成する個々のポイントごとの応答性能などが分かる。

図1:Webアプリケーション内でユーザーがたどる動線(カスタマージャーニー)をダッシュボード上で可視化する「Experience Journey Map」機能を追加する(出典:シスコシステムズ)図1:Webアプリケーション内でユーザーがたどる動線(カスタマージャーニー)をダッシュボード上で可視化する「Experience Journey Map」機能を追加する(出典:シスコシステムズ)
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 また、AppDynamicsで計測したアプリケーションの応答性能データと、CPU負荷などのようなITリソースの監視データを組み合わせて分析できる仕掛けを用意する。具体的には、ITリソースを監視するクラウドサービス「Cisco Intersight」に「Workload Optimizer」機能を追加し、AppDynamicsと連携させる(図2)。

図2:アプリケーションの応答性能データと、CPU負荷などのようなITリソースの監視データを組み合わせて分析できるようにする(出典:シスコシステムズ)図2:アプリケーションの応答性能データと、CPU負荷などのようなITリソースの監視データを組み合わせて分析できるようにする(出典:シスコシステムズ)
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 これにより、AppDynamicsからWebアプリケーションの性能データをCisco IntersightのWorkload Optimizer機能に引き渡し、レスポンス性能とITリソース負荷などの情報を組み合わせて分析する。これにより、性能が足りない場合にITリソースを増強したり、性能が十分に足りている場合に過剰なITリソースを抑制したりできる。

 なお、Cisco Intersightは、ITリソースに関するCPU負荷などの情報を、ITリソースのAPIを介して能動的に取得して監視するクラウド型の運用管理サービスであるい。

日本語による技術サポートもパートナ向けに開始

 シスコシステムズはまた、2020年4月21日付でAppDynamicsのテクニカルサポートセンターを開設した。パートナ企業向けに、1次および2次テクニカルサポートを提供する。これにより、これまで提供してきた英語による24時間365日サポートに加え、平日午前9時から午後5時まで日本語のサポート専属チームによる技術サポートを提供する。

 サポートは、メールを起点に、質問や障害などのサポート対応を受け付ける。初期応答までの時間として、優先度別に以下の3パターンで返答する。(1)「ハイレベル」は、6営業時間以内にメールで返答する。(2)「ノーマルレベル」は、8営業時間以内にメールで返答する。(3)「ローレベル」は、16営業時間以内にメールで返答する。

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シスコ、アプリケーション性能監視ソフトウェアAppDynamics強化、ユーザーの導線を把握可能にシスコシステムズは2020年4月21日、Webアプリケーションの性能監視ソフトウェア「AppDynamics」を強化すると発表した。Webアプリケーション内でユーザーがたどる動線(カスタマージャーニー)をダッシュボード上で可視化して把握できる「Experience Journey Map」機能などを追加する。強化機能は、2020年第2四半期中に提供を開始する予定。

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