日本ラッドは2020年5月29日、顔検知と発熱・密集度の検知ができるカメラを応用した感染症拡大防止システムを販売すると発表した。台湾Advantech(アドバンテック)が開発したカメラを利用する。
日本ラッドは、台湾Advantech(アドバンテック)が開発したカメラを利用した感染症拡大防止システムを、国内で販売する。システムは、AIによる顔検知機能とサーマル画像カメラを組み合わせている。
以下の4つのシステムを順次販売する(図1)。
図1:顔検知・発熱検知カメラを応用した感染症拡大防止システムを順次提供する(出典:日本ラッド)拡大画像表示
(1)「外来者発熱スクリーニングシステム」は、AIを用いた顔検知機能と、サーマル画像カメラとを組み合わせ、外来発熱者をスクリーニングする(図2)。外来者に負担をかけずに、体表面温度のみを瞬時に非接触で測定する。発熱者を自動的に通知できる。
図2:「外来者発熱スクリーニングシステム」は、AIを用いた顔検知機能と、サーマル画像カメラとを組み合わせ、外来発熱者をスクリーニングする(出典:日本ラッド)拡大画像表示
(2)「密集度計測システム」は、AI技術によって、カメラ画像から人の密集度を測定・分析する。
(3)「ソーシャルディスタンス計測システム」は、密集度計測システムを応用し、人と人との距離を判定できる。2020年6月から提供する。
(4)「感染者トラッキングシステム」は、外来発熱者スクリーニングシステムを応用したシステムで、顔認識技術を組み合わせることによって感染者の特定とトラッキングができる。2020年7月から提供する。
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