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日立システムズ、無線通信システムの設計・構築を支援する「ローカル5Gアセスメントサービス」を開始

2020年11月5日(木)IT Leaders編集部

日立システムズは2020年11月4日、ローカル5Gの導入において、免許不要の電波を用いて事前に電波干渉の有無や電波強度測定を行い、適切な基地局配置や無線通信システムの設計・構築を支援するサービス「ローカル5Gアセスメントサービス」を開始した。ローカル5G免許取得前に、適切な無線通信システムの設計・構築を支援する。販売目標は、2025年度末までに累計25億円。

 ローカル5Gアセスメントサービスは、ローカル5Gの無線局免許取得前に、電波干渉の有無や電波強度の測定などを行うサービスである(図1)。日立システムズが持つオフィス・工場・プラントなどの現場における無線ネットワークの設計・構築・運用の実績やノウハウと、日立製作所の研究開発グループと共同開発した新技術「屋内位置連動無線性能測定技術」を活用している。

図1:「ローカル5Gアセスメントサービス」による電波測定の様子と測定結果のイメージ図(出典:日立システムズ)図1:「ローカル5Gアセスメントサービス」による電波測定の様子と測定結果のイメージ図(出典:日立システムズ)
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 ローカル5Gの電波を発信するには、事前に無線局免許の取得が必要である。このため、これまでは無線LANのように電波干渉の有無や電波強度の測定といった導入前の現場検証を行うことはできなかった。

 こうした経緯から日立システムズは、免許不要な電波を利用した電波干渉の有無や電波強度の測定によって、ローカル5G導入後の計測と類似の結果を得られる手法を確立した。また、電波状況を高精度かつ短時間で測定できる屋内位置連動無線性能測定技術を開発し、従来比3分の1の時間(特定ケースにおける、日立システムズ試算)で電波を測定できるようにした。

 提供するサービスは、「サイトサーベイ(ローカル5Gアセスメントサービス)」、「機器設置コンサルティング」、「無線ネットワークの設計・構築」、「無線ネットワークの運用・管理」、「5G活用ソリューション」、――などで構成する。

 このうちサイトサーベイは、干渉波測定、エリアカバー測定、ネットワーク品質計測、電波伝搬シミュレーションを実施し、一般的に1週間はかかる調査を数日に短縮化する。2020年12月から提供する。このほかのサービスも、順次提供を開始する。

 日立システムズは、同サービスに加え、ローカル5G基地局の導入に必要となる移動通信システムの設計や基地局設置工事、配線工事などの設計・構築サービスを、日立システムズのグループ会社と連携して提供する。また、アセスメントの結果を踏まえ、顧客企業のニーズや業務環境に適したネットワークシステムの設計・構築・運用の提案を、ローカル5G以外の通信技術も含めて実施する。

 日立システムズは今後、ローカル5Gの技術を活用した4K/8Kなど高精細カメラによる映像監視システムや、映像配信の高度セキュリティサービスなど、5G/ローカル5Gネットワークを活用した高付加価値サービスの提供や、日立の「Lumada」ソリューションとの連携によるDXの推進支援まで含め、ローカル5Gワンストップソリューションとして、様々なサービスを展開する予定。

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