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「自遊空間」のランシステム、IPv6/IPoE接続でIPv4固定IPアドレスが使える「IPマルチコネクト」を提供

2020年11月13日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」などを運営するランシステムは2020年11月13日、インターネット接続事業者の朝日ネットと提携し、IPv6網でIPv4固定IPアドレスが使えるインターネット接続サービス「IPマルチコネクト」を法人向けに提供すると発表した。価格(税別)は、月額6000円から。接続の条件として、IPIP方式でIPoE接続できるルーターが必要。

 IPマルチコネクトは、IPv6網でIPv4固定IPアドレスが使えるインターネット接続サービスである(図1)。NTT東西のフレッツ網にIPoE接続して使う。

図1:IPマルチコネクトへの接続イメージ(出典:ランシステム)図1:IPマルチコネクトへの接続イメージ(出典:ランシステム)
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 IPパケットにさらなるIPヘッダを付加してカプセル化するIPIPトンネリング方式により、IPv4パケットをIPv6でカプセル化して通信する。IPv4のグローバルIPアドレスのNAT(アドレス変換)は、キャリア側ではなくユーザー側で実施する。

 サービスを利用するためには、ユーザー環境にIPIPトンネリングに対応したルーターを設置する必要がある。ランシステムが挙げる対応ルーターは、表1の通り(2020年7月1日時点)。

表1:ランシステムが挙げる、IPIPトンネリング方式でIPマルチコネクトを利用できるルーター機器
メーカー 型番
ヤマハ RTXシリーズ、NVRシリーズ
アライドテレシス AT-AR3050S、AT-AR4050S
古河電工 FITELnet F60
NEC IX2000シリーズ、IX3000シリーズ
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ランシステム / 朝日ネット / IPoE / アライドテレシス

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