JBCCは2020年12月2日、利用中のサーバーの構成とコスト情報をWebページに入力するだけで、クラウドに移行した場合のコスト削減効果を測定できるサービス「Cloud Fitness」を開始した。無料で利用できる。
Cloud Fitnessは、ユーザーが現在利用しているサーバーの構成とコスト情報をWebページに入力するだけで、クラウドに移行した場合のコスト削減効果を測定できるサービスである(図1)。
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Web画面で5つの情報を入力するだけで、クラウドに移行した場合のコスト削減効果を表示する。具体的には、リソース情報(サーバー台数、CPUコア数、メモリー容量、ディスク容量)と支払っている費用を入力するだけで測定できる。
具体的にクラウドへの移行を検討したいユーザーに向けては、JBCCが詳細にコスト削減効果を分析するサービスも提供する。ITインフラの構成リストをExcelフォーマットに入力してWebサイトからアップロードすることにより、JBCCが移行時のクラウド構成を提示する。
この上で、既存のインフラ基盤を利用し続けた場合と、クラウドに移行した場合の、5年間にかかる運用コストの差を提示し、クラウドへの移行を提案する。
JBCCは従来、約500社のクラウド移行を支援し、平均で30%のコスト削減を実現してきたという。この経験を通じ、ITシステムの無駄を判定するノウハウを蓄積した、としている。