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群馬県前橋市で5Gを活用した自動運転バスの公道実証、通常運行便と同様に乗車可能

2021年1月12日(火)IT Leaders編集部

一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構(TOPIC)、群馬大学、日本モビリティ、NECの4組織は2021年1月8日、群馬県前橋市において5Gを活用した自動運転バスの公道実証を実施すると発表した。2021年2月15日から同年2月28日にかけて実施する。総務省事業である令和2年度「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」の委託を受け、自動運転バスの社会実装を目指して実施する。

 前橋市では、持続的な公共交通インフラの供給に向けて、自動運転バスを2022年に社会実装するための取り組みを推進している。今回、取り組みの一環として、5Gやエッジコンピューティングなどの技術を活用し、公共交通手段であるバスを対象に、自動運転の実用化に向けて実証を行う(写真1)。

写真1:使用予定の実証用車両(写真左)と遠隔管制室(写真右)(出典:ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構、群馬大学、日本モビリティ、NEC)写真1:使用予定の実証用車両(写真左)と遠隔管制室(写真右)(出典:ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構、群馬大学、日本モビリティ、NEC)
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 実証実験を実施する場所は、群馬県前橋駅から中央前橋駅までの区間(約1km)である。期間は、2021年2月15日から同年2月28日まで。日本中央バスが運行する一部のバスを対象に、「レベル4」自動運転(完全自律型自動運転)の社会実証を想定し、自動運転の実証を実施する。自動運転の遠隔管制や、路車間通信の技術を検証する。通常運行のバス同様、誰でも乗車できる。

 実証実験では完全自動運転を行うが、ドライバーが乗車する。緊急時には、ドライバーの判断で手動運転に切り替える。さらに、安全確認のため、公道走行時に群馬大学研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)の遠隔管制室から遠隔で監視する。

 車両カメラ映像に加えて、路側に設置したカメラやセンサー情報を収集して活用する。NECの学習型通信品質予測技術と学習型メディア送信制御技術を活用する。走行車両や路上カメラの通信品質を可視化・予測し、これに応じてカメラ映像から注目領域の画質を自動調整する。カメラ映像の送信データ量を削減して通信遅延を抑え、通信の安定化を実現する(関連記事NEC、車載カメラの伝送データ量を最大1/10に削減できる技術を2021年度に商用化)。

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前橋市 / NEC / 自動運転 / 群馬大学 / ローカル5G / MaaS / CASE

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