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B-EN-G、クラウドERP「GLASIAOUS」をユーザー自身で導入するための文書とツールを提供

2021年1月26日(火)IT Leaders編集部

クラウド型国際会計/ERPサービス「GLASIAOUS(グラシアス)」の開発元であるビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2021年1月25日、ユーザー自身でGLASIAOUSを導入できるようにするドキュメントとツールキットのセット「GLASIAOUS Quick Start」を提供開始した。

 GLASIAOUSは、多言語・多通貨・多基準に対応した、クラウド型国際会計/ERPサービスである。25を超える国と地域で850社超の導入実績があり、記帳代行からグループ経営管理まで幅広く利用できる。

 GLASIAOUS Quick Startは、初期設定をユーザー自身で行うためのドキュメントとツール、および多数の動画を含むトレーニングマニュアルをパッケージ化したもの。具体的には、「初期設定ガイド」「初期マスタ登録・残高移行用ツール」「トレーニングマニュアル」(画面1)を提供する。

画面1:トレーニングマニュアル(動画マニュアル)のイメージ図(出典:ビジネスエンジニアリング)画面1:トレーニングマニュアル(動画マニュアル)のイメージ図(出典:ビジネスエンジニアリング)

 「初期費用を極力抑えたい」「分かりやすい説明があれば、自社の会計システムを理解している要員がいるので、自社で導入する。初期段階を省けば、短期かつ低コストで導入できる」「自社の都合に合わせたスケジュールで初期導入や改善作業を行いたい」「理解しやすい資料があれば、利用者の増加に合わせてトレーニングを実施したい」といったニーズに対応する。

 GLASIAOUSの「エントリーパック」「スタンダードパック」「プレミアムパック」のユーザーが導入キットを利用できる。GLASIAOUSサービスを契約する前では利用できない。英語、日本語、中国語、タイ語で利用できる(2020年12月末時点)。

 なお、導入支援サービスが必要なユーザーには、従来どおり、各国の状況に即したコンサルティングなども必要に応じて受けられる有料サービスを、GLASIAOUSコンソーシアムの会員企業やB-EN-Gが提供する。

 GLASIAOUSは、標準で、日本を含む各国の会計基準に即した財務諸表の出力や税制に対応している。必要最低限のマスター設定だけで、シンプルなクラウド会計システムとしても利用できる。

 会社や国独自の勘定科目、部門、取引先、セグメント、プロジェクトなどの項目別の管理や予実対比は、プログラムを改変することなく、マスター設定だけで行える。現地の会計ソフトを使用している場合でも、業務フローやソフトウェアに変更を加えることなく、現地の会計情報を抽出して多言語でモニタリングできる。

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