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TRUST SMITH、荷物の大きさを自動計測して積載計画を自動で作成するAIを開発

2021年7月9日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TRUST SMITHは2021年7月9日、荷物の大きさを自動計測するAIと、荷物の積載計画を自動で行うAIを組み合わせることで、積み込みまでの作業を効率化する技術を開発したと発表した。テトリスのように、所定の空間に対して荷物を積載する最も適した順番を自動で出力し、積載率を高める。短時間で高精度に荷物を積み込めるようになる。

 TRUST SMITHは、AIを活用して荷物の積み込み作業を効率化する技術を開発した(写真1)。どの荷物をどこに、どの順番で積み込むのかという、所定の空間に荷物を積載する最も適した順番を自動で出力する。これにより、短時間で高精度に荷物を積み込めるようになる。

写真1:荷物の大きさを自動計測して積載計画を自動で作成するAIを開発した(出典:TRUST SMITH)写真1:荷物の大きさを自動計測して積載計画を自動で作成するAIを開発した(出典:TRUST SMITH)
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 積載現場では一般に、様々な形状・性質の荷物を積み込む。しかし、コンテナ、トラック、倉庫のラックなどに荷物を積む際には、現場の作業員がそれぞれ、自らの経験を元に、荷物の形状・性質に合わせた積載計画を実施している。しかし、人の判断に依存する積載計画では、荷物の積込効率が悪く、運送コストや在庫保有コストの観点で大きなロスが発生する。

 TRUST SMITHは今回、特定の空間への荷物の積み込みを最適化し、具体的に積み込める計画を出力するアルゴリズムを開発した。具体的には、荷物の大きさを自動で計測するAIと、荷物の積載計画を自動で実施するAIを組み合わせた。テトリスのように、所定の空間に対して、荷物を積載する最適な順番を自動で出力する。

 同技術の流れは次のとおりである。(1)荷物の表面の3次元点群データを取得する認識技術を用いて立体的な形を認識する。(2)認識した荷物の3次元点群データの形状を、1番近い代表的な立体図形に変換する。例えば、観葉植物なら円柱形に変換する。(3)最後に、強化学習などののAI技術を用いて、テトリスのように所定の空間に対して荷物を積載する最適な順番を自動で出力する。

 これらの基本機能に加えて、オプションで以下2つの機能を搭載できる。1つは、荷物の制約条件を設定できるようにする機能である。荷物の上下(逆転させない)、荷物の性質(割れ物は他の荷物と離しておく、など)、荷物の重量(重いものは下に積む)、など荷物の特徴を踏まえた制約条件を設定できる。

 もう1つのオプション機能は、AIが作成した積載パターンをタブレット画面で確認し、部分的に手動で入れ替える機能である。作業員は、AIが作成した積載パターンを確認した上で、荷物の場所を手動で入れ替えることができる。イレギュラーな場面でも、現場での細かい調整が可能になる。

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