[事例ニュース]

野村証券、投資情報アプリに認証基盤を採用、利用者それぞれに合わせた情報を提供

2021年8月4日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

野村証券は、投資情報を提供するスマートフォンアプリ「FINTOS!」を2021年2月に開始した。口座を開いていない利用者に対してサービスを展開する手段として、個々のユーザーを特定するためのユーザー認証基盤を採用した。システムを構築したSIベンダーはNTTデータで、認証基盤には米Auth0のサービスを採用した。

 野村証券は、資産運用に役立つ投資情報をタイムリーに提供することを目的に、投資情報スマートフォンアプリ「FINTOS!」の提供を2021年2月に開始した(2021年2月にAndroid版、2021年7月にiOS版をリリース、画面1)。

画面1:投資情報スマートフォンアプリ「FINTOS!」の操作画面(出典:野村証券)
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 FINTOS!の特徴は、野村証券に口座を開設している既存の顧客だけでなく、口座を持たない利用者も使えることである。口座を持たない利用者についても個々人を特定することで、それぞれにとって適切な投資情報やアドバイスを届けられる。「認証によってビジネスモデルが変わる」(同社)としている。

 既存の顧客だけでない広い利用者層を想定することから、個々人の認証手段の選択肢を増やす必要があった。また、投資助言業として金融サービスを提供するためには、金融商品取引法や個人情報保護法の順守や厳格なセキュリティが求められる。こうした背景から、同アプリに認証基盤サービスを導入したという。

 認証基盤には、米Auth0(オースゼロ)のサービスを利用している。Auth0は、Webサービスの開発者・事業者に向けて、Webサービスに認証・認可の機能を組み込むためのサービスを提供している。

 Auth0の利用により、認証・認可の機能として考えられる機能一式を開発者みずから開発することなく利用できる。SDK(ソフトウェア開発キット)を提供しているほか、構築済み画面のサンプルなどを用意している。SAMLなどを用いたID連携によるSSO(シングルサインオン)にも対応する。

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