テクノブレストは2021年9月21日、FTPライブラリ「edtFTPnet」および「edtFTPj」(開発元:豪Enterprise Distributed Technologies)の提供を開始した。.NETおよびJavaの開発者は、自社開発のアプリケーションにFTPファイル転送機能を組み込むことができる。価格(税別)は、.NET版のedtFTPnetが7万2000円から、Java版のedtFTPjが12万6000円から。
テクノブレストの「edtFTPnet」および「edtFTPj」は、自社開発のアプリケーションにFTPファイル転送機能を組み込めるライブラリである。ファイル転送プロトコルを自前で実装する必要がなくなる。edtFTPnetは.NET版、edtFTPjはJava版である。
ファイル転送プロトコルとして、FTP、FTPS(FTP over SSL)、SFTP(SSHベースのFTP)、SCP(SSHベースのコピー)、HTTP/HTTPSを利用できる。FTPサーバーへの接続方法の例(Java版)は以下のとおりである。
- FTPClientオブジェクトの作成
FTPClient ftp = new FTPClient(); - リモートホストの設定
ftp.setRemoteHost(host); - connect()メソッドを呼び出す
ftp.connect(); - ログインする
ftp.login(username, password); - ログアウトして接続を閉じる
ftp.quit();
エディションとして、単一の開発者向けの「パーソナル」、開発チーム用の「チーム」、企業全体向けの「コーポレート」を用意している。いずれも、全機能を30日間利用可能な試用版がある。これらの有料ライセンスとは別に、利用可能なファイル転送プロトコルをFTPに限定した無料版も用意している。