地方銀行の三十三銀行(本店:三重県四日市市)は2021年10月25日、住宅ローンの新規申込において電子契約の提供を開始する。これまで紙と印鑑で行っていた契約業務をオンラインで完結させる。顧客は、契約書類への手書き記入や押印などの手続きが不要で、収入印紙の準備もせずに契約が行える。電子契約サービス「SMBCクラウドサイン」を採用して仕組みを構築した。同サービスを提供するSMBCクラウドサインが同年10月20日に発表した。
三十三銀行は、住宅ローンの新規申込において電子契約の提供を開始する。契約締結書類を電子化し、紙を用いた事務作業を削減する。借入条件が確定した完成済みの住宅ローン契約書を三十三銀行がクラウドにアップロードし、住宅ローンの契約者が承認することで契約締結となる(図1)。
図1:SMBCクラウドサインによる電子契約の概要(出典:SMBCクラウドサイン) 三十三銀行が最初にSMBCクラウドサインを導入したのは2020年11月。外部企業との契約書を皮切りに、各種契約書の電子化を進めてきた。行内の業務効率化、企業との契約締結の円滑化、ペーパーレス化・ハンコレス化などに取り組んできた。今回、電子契約の対象を個人顧客へと拡大し、住宅ローンの契約に適用した。
SMBCクラウドサインは、立会人型(事業者署名型)の電子契約サービスである。同社によると、今回の三十三銀行の事例は、「立会人型の電子契約サービスを住宅ローンに適用するのは地方銀行として初の試み」という。
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