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アイエスピー、サイトの会員登録ページに組み込めるOCRライブラリ「ブラウザ用スマホカメラOCR」

運転免許証用SDKとマイナンバーカード用SDKを提供

2021年11月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイエスピーは2021年11月1日、OCR(光学文字認識)ライブラリ「ブラウザ用スマホカメラOCR」の提供を開始した。スマートフォンのカメラから文字を読み取ってテキスト化するOCRライブラリで、会員登録などのWebページに組み込む形で読み取り機能を提供できる。スマートフォン内の別アプリや外部サーバーのOCR機能などを必要とせずにOCR処理が完結する。自動車運転免許証用とマイナンバーカード用の2種類のライブラリを用意している。

 アイエスピーの「ブラウザ用スマホカメラOCR」は、スマートフォンのカメラから文字を読み取ってテキスト化するOCRライブラリである。会員登録などのWebページに組み込む形で読み取り機能を提供できる。運転免許証を読み取れるライブラリと、マイナンバーカードを読み取れるライブラリを用意している。

 企業は同ライブラリを用いて、これらの書類からデータを読み取って入力してもらう会員登録Webページなどを顧客に向けて用意することができる(画面1)。

画面1:運転免許証やマイナンバーカードからデータを読み取って入力する会員登録Webページなどを、ライブラリを使って簡単に実現できる(出典:アイエスピー)画面1:運転免許証やマイナンバーカードからデータを読み取って入力する会員登録Webページなどを、ライブラリを使って簡単に実現できる(出典:アイエスピー)
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 顧客は、Webブラウザを動作させたスマートフォンのカメラを、自身の運転免許証やマイナンバーカードにかざして会員登録のための読み取りを行う(図1)。OCRライブラリは、カメラに映った映像からリアルタイムに各項目の文字を読み取ってテキスト化。カメラ映像から文字を読み取る方式のため、撮影済み画像と比較して画像のコンディション(ピンぼけ、傾き)の影響を受けにくく、より正確に読み取れるという。

図1:スマートフォンのカメラを運転免許証やマイナンバーカードにかざして利用する(出典:アイエスピー)図1:スマートフォンのカメラを運転免許証やマイナンバーカードにかざして利用する(出典:アイエスピー)
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 運転免許証(表面)、マイナンバーカード(表面と裏面)、マイナンバー通知カードからの読み取りに対応する。読み取りの対象項目は、運転免許証(表面)は氏名、免許証番号、住所、生年月日、有効期限(画面2)。マイナンバーカード(表面)は氏名、住所、性別、生年月日、有効期限。マイナンバーカード(裏面)は氏名、生年月日、個人番号。マイナンバー通知カードは個人番号、氏名、住所、生年月日、性別である。

画面2:運転免許証(表面)からOCRで項目を読み取っている様子(出典:アイエスピー)画面2:運転免許証(表面)からOCRで項目を読み取っている様子(出典:アイエスピー)
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OCR / ライブラリ / EC / マイナンバー / マイナンバーカード / スマートフォン

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