クラスメソッドは2021年11月16日、ITコンサルティングサービス「内製化STEP0サービス」を発表した。ITシステムの開発と運用を内製化したいと考えているユーザー企業を対象に、課題を抽出して可視化し、次に取り組むべき課題を明らかにする。価格は個別見積もりで、見積もりの例として、プロジェクト期間1カ月間/チームメンバー5~6人の想定で80万円から。
クラスメソッドの「内製化STEP0サービス」は、システム開発の内製化を支援するコンサルティングサービスである。ITシステムの開発と運用を内製化したいと考えているユーザー企業を対象に、課題を抽出して可視化し、次に取り組むべき課題を明らかにする(図1)。
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クラスメソッドは2021年3月に「内製化支援サービス」の提供を開始している。数十社のユーザー企業にヒアリングを実施し、必要に応じてアセスメントやトレーニング、技術支援などを行ってきた。この中で、「内製化を強化していくために、どこから手をつけたら良いかわからない」「小さな課題は大量に見えているものの、根本的な解決に繋がる課題が見えない」といった声を聞いたという。
こうした経緯から今回、内製化STEP0サービスを立ち上げた。ITシステムの内製化にどこから取り組むべきか、ユーザーの課題の整理を支援するプログラムを開発している。ワークショップ、グループミーティング、1on1、コーチングなどを通じて、ユーザー社内のITチームが置かれた状況や課題を可視化し、内製化に向けた次のアクションを提案する。これ以外にも、整理した課題や今後のアクションプラン案をレポートとして提示する。
スケジュール・見積りの例としては、参加メンバーとして5~6名想定し、プロジェクト期間が1カ月間の場合、80万円から(プロジェクトにより、期間や参加メンバー数、見積り額は変わる)。なお、プロジェクトにより、ワークショップの内容および成果物は異なる。