[事例ニュース]

足立学園、生徒1500人の体温確認システムを教員みずからPower Appsで開発

毎朝の検温時間を1時間から10分に短縮

2021年12月9日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

足立学園(東京都足立区)は、生徒1500人の体温をチェックするシステムをローコードプラットフォーム/ツール「Power Automate」および「Power Apps」を用いて開発した。システムの構想・開発は、マイクロソフト認定教育イノベーターである現場の教員が1人で担当した。約3カ月で試用版を完成させ、他の教員のフィードバックを受けて修正し、2021年5月、プロジェクト開始から約半年で実運用を開始した。導入効果として、検温にかかる時間を1時間から10分に短縮した。足立学園を支援したアバナードが同年12月8日に発表した。

 足立学園は、生徒1500人の体温をチェックするシステムををローコードプラットフォーム/ツール「Power Automate」および「Power Apps」を用いて開発した。システムの構想や開発は、マイクロソフト認定教育イノベーターである現場の教員が1人で担当した。マイクロソフト製品のシステム構築に強みを持つアバナードが、週1回のワークショップを通じて足立学園の活動を支援した。

 2020年12月にプロジェクトを開始し、約3カ月で試用版を完成させた。他の教員のフィードバックを受けて修正し、2021年5月にプロジェクト開始から約半年で実運用を開始した。システムの導入効果として、検温にかかる時間を1時間から10分へと6分の1に短縮した。

 システム導入前は、アンケート作成ツールのMicrosoft Formsの仕組みを使って、毎朝1500人の生徒から体温データを収集していた。こうして集めた体温データをExcelに出力して各教員が日々確認していた。この確認作業に、毎朝1時間を要していた。

 開発したシステムは、生徒による体温の報告手順を変えることなく、バックエンドを改善した。生徒の入力部分のフォームは変更せず、Power Automateを介して数値を移行し、Power Appsで新たに開発したアプリケーション上で生徒の体温一覧を表示できるようにした。

 システム開発を担当した教員の杉山氏は、「自分で構想し、手を動かしてローコード開発することで得たスキルは、他の業務効率化にも生かせる。事務作業を効率化することで、生徒との時間をできるだけ多く確保できるようにしたい」と語っている。

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足立学園、生徒1500人の体温確認システムを教員みずからPower Appsで開発足立学園(東京都足立区)は、生徒1500人の体温をチェックするシステムをローコードプラットフォーム/ツール「Power Automate」および「Power Apps」を用いて開発した。システムの構想・開発は、マイクロソフト認定教育イノベーターである現場の教員が1人で担当した。約3カ月で試用版を完成させ、他の教員のフィードバックを受けて修正し、2021年5月、プロジェクト開始から約半年で実運用を開始した。導入効果として、検温にかかる時間を1時間から10分に短縮した。足立学園を支援したアバナードが同年12月8日に発表した。

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