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NTTデータ先端技術、サイバー演習システムの構築支援を強化、クラウドも利用可能に

2021年12月23日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータ先端技術は2021年12月23日、「INTELLILINK サイバー演習システム CyberRange」を強化したと発表した。サイバーセキュリティ人材を育成する演習システムを構築する。今回、キプロスのG&N Silensecが開発したサイバー演習システムを使えるようにした。OpenStackベースで、オンプレミス環境に演習システムを構築するだけでなく、ポータブル環境やクラウド環境で演習を行える。販売目標は、3年間で5億円。

 NTTデータ先端技術の「CyberRange」は、サイバー演習システムをユーザー向けに構築するサービスである。オンプレミス環境に構築する場合は、要件定義、設計、構築、ハードウェアの設置、運用までを一連のサービスとして提供する。必要に応じて、システム構築後の保守サービス、サイバー演習の支援、演習のカスタマイズ作成作業なども提供する。

画面1:サイバー演習システムの演習選択画面(出典:NTTデータ先端技術)画面1:サイバー演習システムの演習選択画面(出典:NTTデータ先端技術)
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 今回新たに、CyberRangeにおいて、キプロスのG&N Silensecが開発したサイバー演習システムを使えるようにした(画面1)。同システムはOpenStack上で仮想サーバー型で動作するため、オンプレミスだけでなくクラウド環境にも構築可能である。

 サイバー演習システムに求められる機能群を一通り提供する。例えば、学習を管理する機能、サイバー演習を管理・実行する機能、演習をカスタマイズする機能などを含んでいる。

 演習の内容は、個人向けハンズオントレーニングと、上級者を対象としたチームベースのトレーニング環境を用意した。個人演習は、4段階の難易度の中から自分に合ったレベルの内容を、自分のペースで進められる。上級者向け演習では、攻撃チームと防御チームに分かれて、ツールを使ったリアルタイムの攻防戦を行える。

 演習内容はカスタマイズできる。例えば、産業制御システム(SCADA)、金融会社、電気通信事業者または電力会社などのインフラを再現したトレーニング、CTF(Capture The Flag)演習、トラフィックシミュレータを用いたネットワーク攻撃の再現、悪意のあるトラフィックによる演習やシミュレーション、などを行える。

 学習コンテンツは、複数の目的ごとに多段階にレベル分けしたカリキュラムと、それぞれのカリキュラムに対応した演習問題、演習用の環境で構成する。コンテンツは適時アップデートを行っており、最新の脆弱性や事件の内容を反映した演習を追加している。

 「インシデントへの対処やマルウェア/攻撃手法の分析といった実践的な経験が求められる一方で、実際にこうした経験を現場で得られるとは限らない。このため、サイバー演習によって支援する必要がある」(同社)。

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NTTデータ先端技術 / CyberRange / Silensec

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