NECは2022年1月14日、ローカル5G関連のSIサービスのメニューを拡充した。コンサルティング、構築、運用の各メニューにセキュリティを追加した。これに合わせて、運用対象機器にファイアウォールを追加している。セキュリティ対策を含め、ローカル5Gの企画から導入、運用までをトータルで支援する。
NECは、ローカル5G関連サービスのメニューを拡充した。コンサルティング、構築、運用の各メニューにセキュリティを追加した。これに合わせて、運用対象機器にファイアウォールを追加している。セキュリティ対策を含め、ローカル5Gの企画から導入、運用までをトータルで支援する(図1)。
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ローカル5Gを対象としたメニューとして、「セキュリティ要件定義コンサルティング」と「セキュリティアーキテクチャ設計支援」の2つを用意している。
セキュリティ要件定義コンサルティングは、セキュリティ脅威や対策優先度などを分析した要件定義書の作成を支援する。これから構築するシステムだけでなく、導入済みのシステムも対象である。ローカル5Gシステムのセキュリティ脅威を明らかにし、必要なセキュリティ対策を明確にする。
セキュリティアーキテクチャ設計支援は、要件定義済み、およびシステムを導入済みのユーザーに向けて、セキュリティアーキテクチャの設計を支援する。要件定義を元にした具体的なセキュリティ対策、製品選定、セキュリティ基本設計書の作成を支援する。ローカル5Gシステムのセキュリティ対策を強化する。
セキュリティ関連メニューの追加にあわせて、運用サービスや機器のサブスクリプション提供の対象に、ファイアウォールを追加した。外部または内部からの意図しない通信や攻撃を遮断する。
「ローカル5Gではセキュリティ対策を利用者自身で行う必要がある。ローカル5Gがさらに普及するためには、システムを構築、運用するノウハウだけでなく、セキュリティ対策の知見やノウハウも必要である」(NEC)