[調査・レポート]
自宅でも職場でもない“サードプレイス”需要がコロナ禍で増加―ブイキューブ調査
2022年3月25日(金)神 幸葉(IT Leaders編集部)
ブイキューブは2022年3月24日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住の会社員/経営者500名を対象に実施した意識調査「家でも職場でもない第三の場所(サードプレイス)に関する実態調査」の結果を発表した(調査期間:2022年2月~3月、オンライン調査)。コロナ禍で、より効率的に働く選択肢としてサードプレイスの需要が高まっている。
個室型ワークブース「TELECUBE」(グループ企業のテレキューブ)やWeb会議システムを開発・提供しているブイキューブは、「家でも職場でもない第三の場所(サードプレイス)に関する実態調査」を実施し、結果の概要を発表した。調査は2022年2月~3月にオンラインで、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住の会社員/経営者500名を対象に行っている。
コロナ禍で高まったサードプレイス需要
コロナ禍でテレワークやリモートコミュニケーションを活用した働き方が定着している。それに伴い自宅でもなく、オフィスでもない「働く場所としての第三の場所(サードプレイス)」のニーズが高まっている。
ブイキューブの調査では、回答者全体の61.6%がコロナ禍以前と比べ、サードプレイスの必要性が高まったと回答している(図1)。
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必要性が高まった理由としては、「ひとりの時間がとれる」という回答が45.5%と約半数を占めた。以下、「サードプレイスのほうがやりたい、やるべきことに集中できる」「自宅に家族がいてやりたい、やるべきことがしづらい」「生活にメリハリがつく」と続く。ブイキューブは、 コロナ禍で在宅・家族時間の増加やワーク・ライフスタイル変化の影響がうかがえるとしている(図2)。
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●Next:サードプレイスが自宅やオフィスより効率的と感じる人の割合は?
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