三菱UFJ銀行は、セルフサービス型口座開設サービス「タブレット口座開設」を営業店に導入し、一部店舗でサービスを開始した。顧客は店頭に設置したタブレットをみずから操作し、最短10分で口座を開設できるという。システムは、OCRやオンライン本人確認のeKYCによって、行員/オペレーターを介さない顧客自身の操作を安全に行えるようにしている。導入を支援した日本IBMが2022年7月15日に発表した。
三菱UFJ銀行は、セルフサービス型口座開設サービス「タブレット口座開設」を営業店に導入し、一部店舗でサービスを開始した。顧客は店頭に設置したタブレットをみずから操作し、最短10分で口座を開設できるようになった。UI/UXの検討からシステム構築までを2021年2月から約1年で完了した。図1は、タブレット口座開設の操作手順である。
図1:三菱UFJ銀行が導入した「タブレット口座開設」による口座開設の手順(出典:日本IBM)拡大画像表示
新規口座を開設する際の顧客体験を高めるため、顧客自身でストレスなく手続きを進められるUI/UXを実現したとしている。
また、OCR(光学文字認識)やオンライン本人確認のeKYC(electronic Know Your Customer)によって、行員/オペレーターを介さない顧客自身の操作を安全に行えるようにするかたちでペーパーレス化を図っている。一方で、オペレーターと非対面で会話しながらの手続きにも対応する。
日本IBMが、コンサルティングからアーキテクチャの構築まで、三菱UFJ銀行のシステム導入を支援した。サービスの稼働基盤は、それまでチャネルごとに別々に開発していたものをチャネル横断で再利用できるようにし、Amazon Web Services(AWS)上に構築した。これにより、今後の開発コストやメンテナンスコストを削減するとしている。
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