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日商エレクトロニクス、Ansibleを活用した「IT運用業務自動化サービス」を提供

2022年10月5日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日商エレクトロニクスは2022年10月5日、「IT運用業務自動化サービス」を提供開始したと発表した。JTPと連携して提供する。レッドハットの「Red Hat Ansible Automation Platform」を活用してIT運用を自動化する。販売目標として2023年に10社を掲げる。

 日商エレクトロニクスの「IT運用業務自動化サービス」は、レッドハットの「Red Hat Ansible Automation Platform」を活用してIT運用を自動化するサービスである。JTPと連携して提供する、ユーザー企業のIT部門が基幹システムの運用やトラブルシューティングなどの定型業務を中心に、社内調整業務など多岐に適用できるとしている(図1)。

図1:「IT運用業務自動化サービス」の提供ステップ(出典:日商エレクトロニクス、JTP)
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 事前のアセスメントから運用自動化システムの導入、導入後の運用までをトータルで支援する。日商エレクトロニクスは、専門家のアドバイスなしに場当たり的に自動化することの弊害について「想定した効果を得られず、費用だけがかかる。自動化を実施した担当者が不在になるとブラックボックス化してしまい、メンテナンスの工数が増える」と指摘する。

 アセスメントフェーズでは、ユーザー側のIT部門の一員として参加したうえで、現行の環境や業務をヒアリングおよびアセスメントする。アセスメントの結果に基づき、自動化で得られる費用対効果や導入プランを策定する。

 導入フェーズでは、策定したプランに基づき、自動化に必要なスキルをユーザーに習得してもらいながら、導入と設定をユーザー自身で対応する。必要に応じて、環境構築や設定を支援する。

 運用支援フェーズでは、日々の運用支援のほか、自動化の適用範囲の拡張、新しい作業の自動化など、ユーザーにおけるIT運用の自動化を継続的に支援する。

 Ansibleを使って、複数のサーバー機で成り立つシステムの構成をコードベースで制御できる。Python言語が使える個々のサーバー機にSSHでリモートアクセスし、個々のサーバー機に対して、各種ソフトウェアのインストールや設定ファイルの更新を行う仕組み(関連記事レッドハット、構成管理ツール「Ansible」の有料版「Ansible Engine」を販売)。

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日商エレクトロニクス / Ansible / Red Hat / JTP

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