[新製品・サービス]
WinActorにS/4HANAやServiceNowのデータを連携─NTT-ATの「WinActor Data Driver」
2022年11月16日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2022年11月15日、WinActor用データ連携ツール「WinActor Data Driver」を提供開始した。同社のRPAソフトウェア「WinActor」と組み合わせて使う。WinActorのシナリオから「SAP S/4HANA Cloud」および「ServiceNow」に接続し、これらとのデータ連携を行う。
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)の「WinActor Data Driver」は、同社のRPAソフトウェア「WinActor」と組み合わせて使うデータ連携ツールである。WinActorで作成した自動化シナリオから、SAP S/4HANA CloudやServiceNowのデータを取得して活用できるようにする(図1)。
図1:WinActor用データ連携ツール「WinActor Data Driver」の概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)拡大画像表示
SQLの書き方やAPIの使い方が分からなくても、GUI上の設定だけでデータ連携が可能である。SQL生成ツールを備えており、GUI上でSQLを作れる。接続先のSaaSのAPI仕様が変更になった場合も自動で追従するため、シナリオを改修する必要がない。
接続先のSaaSに応じて、S/4HANA Cloud用の「WinActor Data Driver for SAP NetWeaver Gateway」と、ServiceNow用の「WinActor Data Driver for ServiceNow」を用意している。NTT-ATは今後、他のSaaS向けのツールを順次リリースする予定である。
NTTアドバンステクノロジ / WinActor / S/4HANA / ServiceNow / データ連携 / SAP
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