食品メーカーのミツカングループ(本社:愛知県半田市)は、勤怠システムをチームスピリットのSaaS「TeamSpirit」で刷新し、2023年4月から運用している。日本国内の従業員約3000人が利用する。カスタマイズを繰り返して使ってきた従来のシステムをリプレースした。極力SaaSの標準機能だけで済むように運用体制を整えた。チームスピリットが2023年6月6日に発表した。
食品メーカーのミツカングループは、勤怠システムをチームスピリットのSaaS「TeamSpirit」で刷新し、2023年4月に運用を始めた。日本国内の従業員約3000人が利用する。
従来の勤怠システムは、法律変更などの度に、ベンダーと相談しながらカスタマイズを繰り返して利用してきた。システムは複雑化し、改修の都度、時間とコストがかかっていたという。
今回のシステム刷新では、できるだけクラウドサービスの標準機能だけで済むように運用体制を整えた。チームスピリットは、必要な機能をTeamSpiritの標準機能によって実現する方法を提案したほか、標準機能の追加を検討した。
選定理由としてミツカングループは、本社や工場勤務など異なる勤務形態で使える点を挙げる。例えば、「勤務表一括登録機能」では、工場や派遣先、遠隔地勤務などの要因でシステムによる打刻ができない従業員の勤務時間を一括で登録可能である(画面1)。
画面1:勤務表一括登録機能を使うことで、工場や派遣先、遠隔地勤務などでシステムによる打刻ができない従業員の所定勤務時時間を、一括で登録可能(出典:チームスピリット)拡大画像表示
TeamSpiritは、勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNSなど、社員が毎日使う社内業務を一元化したクラウドサービス。複数の機能が連携して動くことで、出社から退社までの活動情報が自然に集まる仕組み。収集したデータを分析して働き方を可視化することで、生産性が向上する(関連記事:勤怠管理・経費精算クラウド「TeamSpirit」新版、請求書を外部参照URLで貼り付け可能に)。
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