アディッシュは2023年8月15日、AIチャットボットサービス「hitobo(ヒトボ)」の新機能として、PDFやURLを生成AIに読み込ませるとFAQ(よくある質問と回答)を自動作成する機能を追加すると発表した。米OpenAIが提供するChatGPTのAPIを利用する。合わせて、作成したQ&Aの質問カテゴリを体系化する作業を伴走型で支援するSIサービスも提供する。いずれも同年9月下旬から提供する。
アディッシュの「hitobo(ヒトボ)」は、社内のFAQページや顧客対応などに向くAIチャットボットサービスである。チャットボットと対話が可能なWeb画面とFAQ(よくある質問と回答)検索画面を、ノーコードで構築できる。Microsoft TeamsやSharePointなど外部アプリケーションにも組み込める。
画面1:AIチャットボットサービス「hitobo」に追加する、FAQ自動作成機能の画面(出典:アディッシュ)拡大画像表示
「ヘルプデスク業務の自動化にあたって、Q&Aリストの作成負荷が大きい」(同社)問題を解決するため、今回、生成AIを用いたFAQの自動作成機能を追加する。PDFやURLを生成AIに読み込ませると、指定した数のQ&Aを作成できる。同時に、Q&Aのカテゴリ分類も行う。生成AIに、米OpenAIが提供するChatGPTのAPIを利用する(画面1)。
合わせて、作成したQ&Aの質問カテゴリを体系化する作業を伴走型で支援するSIサービスも提供する。「Q&Aを多く作る場合、作成者や利用者にとって分かりやすいカテゴリに分類することが重要である」(同社)ことから、その作業を支援する。カテゴリに分類したQ&Aリストの完成までを支援し、要望に応じてQ&Aリストの登録代行も請け負う。
hitoboの料金(税別)は、基本プラン「ベーシック」が初期費用5万円、月額6万5000円となっている。
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