LayerXは2023年10月27日、インボイス制度への対応に関する意識調査を、国内企業の経理担当者416人と、経理以外の従業員411人を対象に実施し、その結果を発表した。同制度対応に伴う経費精算業務にかかる時間の増減について、経理担当者の53.6%が業務時間が増加すると回答している。
経費精算・請求書処理クラウドサービス「バクラク」を提供するLayerXは、インボイス制度への対応に関する意識調査の結果を発表した。調査は、国内企業の経理担当者416人と、経理以外の従業員411人を対象に、2023年9月22日から9月23日の期間で実施した。
「インボイス制度対応で困る業務がありますか?」という質問に、経理担当者の74.8%が「困る業務がある」と回答し、経理以外の従業員の59.6%は「困る業務はない」と回答している(図1)。
拡大画像表示
図2は、インボイス制度対応にて経理担当者が特に困ると思う業務について尋ねた結果である。1位は「仕訳・記帳(税区分・特例事項の記載)」(27.6%)、2位は「請求書の発行処理」(27.2%)、3位は「経費精算(法人カード含む)の承認処理」(24.5%)だった。それらに、4位「請求書の支払申請の承認処理」(23.1%)、5位「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」(22.1%)が続く。
拡大画像表示
前問で経理以外の従業員の59.6%が「困る業務はない」と回答する一方で、経理担当者の視点では、「従業員への法制度概要と対応業務の依頼・周知・浸透」が上位5位に入っている。
図3は、インボイス制度対応に伴い、各経理業務がどれぐらい増加すると予想しているかを聞いた結果だ。「請求書発行」「請求書受領」「経費精算」「記帳・仕訳」の4つの業務において、いずれも「1.1~1.5倍」が最多だった。また、「業務時間が増加する」と回答した経理担当者における業務時間増加率の平均値を算出したところ、各業務で平均約1.5倍増と予想していた。
拡大画像表示
インボイス制度対応に伴う経費精算業務における時間増減の予測を聞いたところ、経理担当者の53.6%が、業務時間は「増加する」と回答した。一方、経理以外の従業員は、47.7%が「わからない」と回答した(図4)。
拡大画像表示