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BIPROGY、製造業に特化したAutoMLソフト「Profet AI」を販売

製造の各種業務のAIモデルをノンプログラミングで自動生成

2023年12月26日(火)IT Leaders編集部

BIPROGYは2023年12月25日、台湾Profet AI Technology(傑倫智能科技)と提携し、製造業に特化したAI/AutoMLソフトウェア「Profet AI」製品を販売すると発表した。製造業の各用途に合ったAIモデルをノンプログラミングで自動作成する。モデルの検証、製造設備のパラメータの最適化、特徴量の特定などの機能を備え、AI開発の専門知識を持たない担当者でも、生産工程の歩留まり向上やサイクルタイムの改善といった業務改善に取り組めるとしている。販売目標として2026年までに30社、5億円以上を掲げる。

 BIPROGYは、台湾Profet AI Technology(傑倫智能科技)と提携し、製造業に特化したAI/AutoMLソフトウェア「Profet AI」製品を販売する。BIPROGYによると、Profet AIは台湾の製造業100社以上で導入実績を持つという。

 同ソフトウェアは、製造業の各用途に合ったAIモデルをノンプログラミングで自動作成する。モデルの検証、製造設備のパラメータの最適化、重要な特徴量の特定などの機能を備え、AI開発の専門知識を持たない担当者でも、生産工程の歩留まり向上やサイクルタイムの改善といった業務改善に取り組めるとしている(図1)。

図1:製造業に特化した台湾Profet AI製AIソフトウェアの機能(出典:BIPROGY)
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 図2は、製造業における主なAIモデル活用事例で、ユースケースの例として、射出成形の製造に関連するパラメータの最適化を挙げている。「熟練技術者でも困難な作業だが、Profet AIのAutoMLソフトでは、AIが適切なパラメータを推奨し、作業時間を約1割短縮できる」(BIPROGY)という。

図2:製造業における主なAIモデル活用例(出典:BIPROGY)
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 もう1つのユースケースに繊維産業の各種予測がある。「機能性生地の開発や原材料の調達は熟練技術者の経験や知識に頼ることが多い。Profet AIは過去の製品開発の経験や原材料調達のデータを活用したAIモデルを構築し、原材料調達コストや生地収縮率を予測できるようになる」(BIPROGY)。

 「日本の製造現場では、生産設備の調整や製品品質の予測を熟練技術者の勘や経験に頼りがちである。生産量予測などを行うAIモデルをノンプログラミングで作成できるProfet AIは、そうした製造現場の業務改善を支援する」(同社)

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