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CTCとマクニカ、「フィジカルAIトレーニング」を提供、デジタルツイン構築から実機までを体験・実習

2026年5月13日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

伊藤忠テクノソリューションズとマクニカは2026年5月13日、教育プログラム「フィジカルAIトレーニング」を発表した。フィジカルAIシステムの構築に必要な知識とスキルを、座学だけでなく環境構築や実機操作などの実習を通じて習得できる。製造業を中心に3年間で20件の受注を目標に掲げている。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とマクニカが共同で提供する「フィジカルAIトレーニング」は、フィジカルAIシステムの構築に必要な知識とスキルを、座学だけでなく環境構築や実機操作などの実習を通じて習得できる教育プログラムである(図1)。

図1:学習パッケージ「フィジカルAIトレーニング」の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ、マクニカ)
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 国内で、少子高齢化による人手不足や技術継承が課題となっている。「製造・物流などの業界で、現場の状況を認識して自律行動するフィジカルAIが、熟練技能の再現・継承や自動化を支える技術として注目されている」(両社)。

 両社は、フィジカルAIの活用にあたっての課題を次のように説明する。「データから傾向を学ぶ従来のAIとは異なり、見て・触れて判断する五感に基づく技能の再現が必要となる。周囲を高精度に捉えるセンシングや学習アルゴリズム、実機によるフィードバックを統合し、物理挙動を精密に再現する仮想空間(デジタルツイン技術)の構築が求められる」。

 フィジカルAIトレーニングでは、フィジカルAI開発ツール「NVIDIA Omniverse」とAIアプリケーション開発ツール「NVIDIA AI Enterprise」を使ったアプリケーション開発の手法を学ぶ。スキルを基礎から応用まで体系的に習得できるとしている。

 トレーニングの流れは、まずフィジカルAIの基礎を学んだうえで、NVIDIA Omniverseで構築したデジタルツイン環境でロボットの挙動をシミュレーションする。続いて、エッジデバイスやロボット実機を使った動作制御やセンサー連携などの実践演習を通じて、デジタルツインの仮想空間と実機を往復しながらスキルを習得する。オプションでGPUワークステーションも提供する。

 CTCが提供中のデジタルツイン環境トレーニングに、マクニカのロボット実行環境に関する技術と実習要素を加えている。カリキュラムの一部は両社が共同で開発した。CTCがデジタルツインの導入・運用を担い、マクニカがGPU基盤やロボット技術を担当する。両社は製造業を中心に3年間で20件の受注を目標に掲げている。

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