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DBレプリケーションツール「Dbvisit Standby」がPostgreSQLに対応─インサイトテクノロジー
2024年1月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
インサイトテクノロジーは2023年12月27日、データベースレプリケーションソフトウェア「Dbvisit Standby MultiPlatform」(開発元:ニュージーランドDbvisit Software)において、DR(災害復旧)/レプリケーションの対象を拡充した。Oracle DatabaseとSQL Serverに加えて、PostgreSQLをレプリケーションできるようにした。
インサイトテクノロジーが販売する「Dbvisit Standby MultiPlatform」(開発元:ニュージーランドDbvisit Software)は、データベースのDR(災害復旧)のためのレプリケーション(複製)ソフトウェアである。データベースのログを暗号化した上で定期的に遠隔サイトに転送し、転送先のデータベースに反映する。
提供当初はOracle Database専用だったが、2022年7月にSQL Serverを対象に加えた。今回、これらに加えてPostgreSQLをレプリケーションできるようにした(画面1、関連記事:レプリケーション/DRツール「Dbvisit Standby」がSQL Serverに対応─インサイトテクノロジー)。
インサイトテクノロジーによると、PostgreSQLにおけるDRはコマンドベースの作業と設定ファイルの修正が基本であり、構築や運用にノウハウが必要で、人的エラーが発生する可能性が非常に高かったという。Dbvisit StandbyがPostgreSQLに対応したことで、手作業に伴うリスクが減るとしている。
Dbvisit Standbyの対象データベース/バージョン/エディションは以下のとおり。
- Oracle Database 12c、18c、19c(Enterprise Edition、Standard Edition〈SE、SE1、SE2〉、Express Edition)
- Microsoft SQL Server 2012-2019、2022(Standard Edition、Web Edition、Personal Edition、Express Edition)
- PostgreSQL 10-15