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運用管理ソフト「Hinemos」に生成AI機能、蓄積したインシデント情報から解決策を提案
2024年3月19日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
NTTデータ先端技術は2024年3月18日、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」において、蓄積したインシデント情報を基に、生成AIを用いて解決策の提案を提案する機能を発表した。専門的な知識がなくともインシデントに対処できることを目指す。検証を同年4月30日まで実施し、結果を踏まえて2024年度下期にシステム運用AIアシスタントとして提供する予定である。
NTTデータ先端技術の「Hinemos(ヒネモス)」は、オープンソースのシステム運用管理ソフトウェアである。HTTPで通信する専用エージェントをインストールしたPCサーバー(Linux、Windowsなど)やSNMP対応のネットワーク機器を一元管理する。システム稼働監視、パッチ適用などデプロイ管理、ジョブ管理などの機能を提供する(関連記事:OSSの運用管理ツール新版「Hinemos ver.7.0」、メッセージをフィルタリング可能に)。
Hinemosでは、検知したイベントをインシデントとして蓄積し、大量のインシデント情報を管理・検索できる。しかし、求めるインシデント情報を探し出すのには、属人的な記憶や経験に基づく判断が必要になるという。
そこで、Azure OpenAI Serviceによる生成AIを用いて、発生したインシデントについて自然言語で問い合わせ、過去のインシデント情報を基に解決策を提案する機能を開発した。同機能によって、インシデントの早期解決が図れるかを検証する。記憶や経験がなくてもインシデントに対処できるようになることを目指す。
図1:生成AIを用いて過去のインシデント情報を活用する概念図(出典:NTTデータ先端技術)拡大画像表示
合わせて、蓄積した情報からインシデント発生状況の傾向分析やサマリーを生成する検証を行う。生成した分析結果やサマリーをプロアクティブな対応に活用して、インシデントの発生を予防して運用負荷の低減につなげる狙いがある。
検証を2024年4月30日まで実施し、結果を踏まえ、同年度下期に「システム運用AIアシスタント」の1機能として提供する予定である。
NTTデータ先端技術によると、Hinemosに生成AIを適用する取り組みとしては、2023年10月から運用自動化アクションを自然言語で作成する機能の検証を進めており、想定する効果を確認したという(関連記事:運用管理ソフト「Hinemos」で自然文から自動化実行条件を生成可能に、2024年4月に製品化)。
NTTデータ先端技術 / Hinemos / 生成AI / Azure OpenAI Service / インシデントレスポンス
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