[新製品・サービス]
NTTPC、AIOpsに注力した統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」を発表
2024年5月24日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NTTPCコミュニケーションズは2024年5月22日、企業向け統合ネットワークサービスの新ブランド「Prime ConnectONE」を同年7月31日から提供すると発表した。AIでネットワークとセキュリティの運用を自動化するAIOpsをコンセプトに掲げている。既存のWANサービス「Master'sONE」とは別の新たなサービスとして提供する。
NTTPCコミュニケーションズの「Prime ConnectONE」は、企業向け統合ネットワークサービスの新ブランドである。既存サービス「Master'sONE」はVPNやSD-WANなどのWANサービスに特化していたが、Prime ConnectONEは「AIOps」を掲げており、ネットワークとセキュリティの運用をAIで効率化・自動化する。これらAIOpsの機能を今度順次拡充する(図1)。
図1:AIOpsに注力した企業向け統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」の概要(出典:NTTPCコミュニケーションズ)拡大画像表示
図2は、サービスのロードマップである。2024年7月の提供開始時点では、ダッシュボードから利用可能な運用管理機能として、請求情報やトラフィック状況の可視化、通信障害の原因特定、マルウェア感染端末の自動隔離、LAN/WAN切り分けのための監視(遠隔拠点のLAN内機器へのPing/Traceroute発行)などが行える。
図2:「Prime ConnectONE」のロードマップ(出典:NTTPCコミュニケーションズ)拡大画像表示
2025年時点では、アプリケーションの利用状況分析、AIによるネットワーク運用の自動化(故障個所の特定/復旧手配)、AIによるセキュリティ運用の自動化(悪意のあるソフトウェアの検知/感染端末の切り離し)などが行えるようになる。
「クラウドの利用拡大や働き方の多様化により、ITインフラ運用の負担が増えている。特に、小売業・飲食業といった店舗・拠点が多い企業や、少人数で情報システムを運用している企業ではこの傾向が顕著である」(NTTPC)。そこで、人手をかけずにネットワークとセキュリティを運用できることを目指し、AIOpsを主眼に置いた新サービスの提供に至ったという。
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