ユミルリンクは2024年6月6日、なりすましメール対策に用いる送信ドメイン認証技術「DMARC」および「BIMI」の導入・運用を支援するSIサービスを発表した。両技術のSI/コンサルティングサービス「BrandKeeper」を提供するサイバービジョンホスティング(CVH)との協業によって提供する。料金(税別)はDMARCの導入前調査サービスが5万円、導入・運用支援サービスが年額180万円から(ドメイン数、送信通数、年間報告回数によって変動)。
メール/メッセージ配信プラットフォームの「Cuenote」を提供するユミルリンクは、なりすましメール対策に用いる送信ドメイン認証技術「DMARC」および「BIMI」の導入・運用を支援するSIサービスを発表した。
両技術のSI/コンサルティングサービス「BrandKeeper」を提供するサイバービジョンホスティング(CVH)との協業によって提供する(関連記事:対応急務!なりすまし/迷惑メール対策「DMARC」の仕組みと効果)。
「メールマーケティングが一般化する中で、なりすましや不正メールの被害が増え続けている。政府機関から特定業界に対する要請や、Gmailのメール送信者ガイドライン変更など、大量のメールを送信する企業に課されるセキュリティ要件がいっそう厳格になっている」(同社)ことを受けてサービスを投入する。
主に下記のサービスを提供して、ユーザーからの「DMARCの設定方法が分からないが、継続的にセキュリティ対策を実施したい」という要望に応える。
- DMARC導入前調査サービス
- DMARC導入・運用支援サービス
- BIMI導入支援サービス
DMARC(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance、ディーマーク)は、メールに表示される送信元アドレスがなりすまされていないか、信頼できるものかを判断するための仕組み。なりすましメール対策技術のSPFとDKIMの認証を行ったうえで送信元ドメインを認証する(図1)。同サービスの中核となる導入・運用支援では、DMARCの導入、DMARCレポートの解析、結果報告、改善策の提案までをトータルで請け負う。
図1:DMARCの仕組み(出典:ユミルリンク)拡大画像表示
BIMI(Brand Indicators for Message Identification、ビミ)は、DMARCの導入後、送信したメールに認証済を示すロゴマークを表示する技術。発行時の認証と商標登録されたロゴマークにより、第三者による不正利用を防ぐ(図2)。BIMIの導入支援ではデジサート・ジャパンの認証マーク証明書(VMC)を利用する。
図2:BIMIの認証ロゴマーク表示(出典:ユミルリンク)拡大画像表示
料金(税別)は、DMARCの導入前調査サービスが5万円、導入・運用支援サービスが年額180万円から(ドメイン数、送信通数、年間報告回数によって変動)となっている。
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