ロッテ(本社:東京都新宿区)は、商品マスター管理の強化に取り組んでいる。PDP(製品データ基盤)/商品マスターデータ管理クラウドサービスの「Lazuli PDP」を2024年7月に利用開始し、商品出荷データと店舗販売データを連携して販売店舗の在庫を可視化し、各店舗に適切な数量を出荷できるようにする。Lazuliが同年10月1日に発表した。
ロッテは、ESG関連の目標の中で、FLW(食品ロスおよび食品廃棄物)の発生量削減率を、2028年までに2019年度比で50%以上削減することを掲げている。アプローチの1つとして、店舗の在庫を可視化し、各店舗に適切な数量を出荷できるようにする。また、店舗ごとの売上の差分と原因も分析可能にし、売上を増やす。
ロッテは、製造商品の出荷データ(卸店から店舗への出荷データ)や店舗のPOS(販売時点情報管理)データを保有している。しかし、店舗マスターとPOSデータの店舗名称に相違があるなど、データ活用上の問題を抱えていた。「マスターデータを整備して統一化する作業は労力を要するため、人力では作業が追い付かず、結果として出荷データとPOSデータの連携が実現できていなかった」(同社)という。
画面1:製品マスターデータ管理サービス「Lazuli PDP」の画面例(出典:Lazuli)拡大画像表示
こうした中、PDP(製品データ基盤)/商品マスターデータ管理クラウドサービスの「Lazuli PDP」(画面1)を導入し、店舗データの名寄せや、ルールに則ったデータの表記統一などを自動化した。出荷データと店舗での販売データをつなげて可視化することで、各店舗に適切な数量を出荷し、FLWの発生量削減を目指す。
Lazuli PDPは、PDPとして複数の外部データベースに点在する商品情報を一括管理すると共に、データを活用しやすい形に整理、拡張する。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスターデータをAIを活用して名寄せし、効能や製品の特徴を基にメタタグの付与や関連づけを行う(関連記事:製品データを活用しやすくAIで整理・加工する「Lazuli PDP」、食品飲料業界向けを追加)。
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