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セキュアワークス、脅威検知/対応サービス上位版「Taegis ManagedXDR Plus」を提供、専任担当が支援
2024年10月29日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
セキュアワークスは2024年10月29日、MDR(Managed Detection and Response)サービス「Taegis ManagedXDR Plus」を発表した。すでに国内で提供を開始している。XDR(拡張検知・対処)の「Taegis XDR」をマネージドサービスと共に提供する「Taegis ManagedXDR」の上位版である。
セキュアワークスの「Taegis(テイジス)XDR」は、XDR(Extended Detection and Response:拡張検知・対処)クラウドサービスである。エンドポイントやネットワークなど複数の情報ソースからデータを収集・相関分析し、脅威検出・対処を行う。エンドポイント向けエージェントを用意し、350超の外部サービスと連携して情報を取得する。
同社は、Taegis XDRを運用代行するマネージドセキュリティサービスとして、MDR(Managed Detection and Response)サービス「Taegis ManagedXDR」を提供している。今回、MDRサービスの上位版「Taegis ManagedXDR Plus」を追加した(図1)。
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米Secureworks プレジデントのスティーブ・フルト(Steve Fulto)氏(写真1)は、Taegis ManagedXDR Plusについて、「標準版の機能に加えて、週次の脅威ハンティングサービス、ユーザー担当の専任エンジニアによるサポート、カスタムレポートの作成、といった上位サービスを提供する」と説明した。
合わせて、MDRサービスのアドオンサービスとして、脅威ハンティングに特化したサービス「Elite Threat Hunting」を提供する。ユーザー専任の脅威ハンティングコンサルタントが希望領域に特化した脅威ハンティングなどを支援する。隔週でミーティングも実施する。
セキュアワークスは以前からXDRサービスや運用付きのMDRサービスを提供しており、Taegis XDRおよびTaegis ManagedXDRは2022年11月から提供。共に管理対象のエンドポイント数で課金する。(関連記事:サイバー攻撃を検知・対処する「MDR」、1000人で年額2000万円から─SecureWorks)。