[新製品・サービス]

IIJ、海外拠点セキュリティリスク評価サービスを提供、オンサイト調査でリスクを可視化

2025年2月27日(木)IT Leaders編集部

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2025年2月26日、海外拠点セキュリティリスク評価サービス「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」を同年4月1日から提供すると発表した。IIJのエンジニアがユーザーの海外拠点に赴いて現地調査を行い、海外拠点が抱えるセキュリティリスクを可視化して適切なセキュリティ対策を提案する。

 IIJの「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」は、ユーザーの海外拠点が抱えるセキュリティリスクを可視化し、適切な対策を提案するセキュリティサービスである(図1)。

図1:海外拠点のセキュリティリスクを評価するサービス「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」の概要(出典:インターネットイニシアティブ)
拡大画像表示

 IIJやIIJグループ海外現地法人のエンジニアがユーザー企業の現地拠点を訪問し、実態把握のためのオンサイト調査を実施する。ユーザー自身で対応が困難な地域にも赴き、各国の言語、慣習や規制、業務環境を考慮しながら現地のIT環境の実態を可視化する。

 拠点内ネットワーク構成、ネットワーク機器、業務PCの稼働・保守状況、セキュリティポリシー、リスク管理状況などを調査し、総合的にセキュリティリスクを評価する。そのうえで実効性の高い改善提案を行う。オプションで、セキュリティ専門家による分析レポートの作成を請け負う。

 「グローバル企業の海外拠点を標的としたサイバー攻撃が後を絶たないが、海外拠点に専任のIT担当者がいなかったり、現地担当者に任せていて現状が分からないなど、実態の把握やリスク分析を十分でない企業が多い。コンプライアンスの観点からも、ブラックボックス化した海外拠点のIT環境の実態把握は、企業にとって喫緊の課題となっている」(IIJ)

 表1はサービスプランの内容と料金である。提供範囲に応じて、ライト、スタンダード、プレミアムの3段階のプランを提供する。

表1:「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」のプラン(出典:インターネットイニシアティブ)
プラン 内容 参考料金(税別)
アジア1拠点の場合
ライト

インターネット出口調査
ファイアウォール/UTMなどのインターネットとの境界周辺を中心に調査し、調査報告レポートを作成する。攻撃者からの狙われやすさを簡易的に把握可能

45万円から
期間:2カ月
スタンダード

IT環境調査
ライトプランの調査内容に加え、ユーザー拠点のIT環境全体の現在の状態を調査し、調査レポートおよび現地調査シートを作成する。IT環境全体を俯瞰的に把握可能

75万円から
期間:2カ月
プレミアム

ITセキュリティアセスメント
スタンダードプランの調査内容に加え、内部統制や規定・規則など、IT環境に関係する周辺情報についても調査を実施し、調査レポート、現地調査シート、改善提案書を作成する。海外拠点のIT環境だけでなく、ガバナンス状況も把握可能

532万円
(IIJ担当者の渡航費を含む)
期間:3カ月

関連キーワード

IIJ / 脆弱性診断 / アジア

関連記事

トピックス

[Sponsored]

IIJ、海外拠点セキュリティリスク評価サービスを提供、オンサイト調査でリスクを可視化インターネットイニシアティブ(IIJ)は2025年2月26日、海外拠点セキュリティリスク評価サービス「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」を同年4月1日から提供すると発表した。IIJのエンジニアがユーザーの海外拠点に赴いて現地調査を行い、海外拠点が抱えるセキュリティリスクを可視化して適切なセキュリティ対策を提案する。

PAGE TOP