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衣料品業のアダストリア、海外事業拡大に向けてOracle NetSuiteを導入、新規出店時に3カ月でERPを構築可能に

2025年4月11日(金)IT Leaders編集部

衣料品業のアダストリア(本社:東京都渋谷区)は、海外事業の拡大に向けたインフラ強化のため、ERP(統合基幹業務システム)の「Oracle NetSuite」を導入した。財務プロセスの合理化、レポーティングの改善、内部統制の強化を進めるとしている。日本オラクルが2025年4月10日に発表した。

 アダストリアは、グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファームなど30を超えるブランドで、カジュアルファッション専門店を国内外に展開している。台湾への出店をきっかけにグローバル展開を開始し、国内外で約1500店舗を運営している。現在は、中国本土やタイなどのアジア地域を中心に出店を加速させている。

 同社は従来、新しい市場に進出する際には、各国の商習慣に対応するため、ERP(統合基幹業務システム)とは別に、カスタマイズしたサブシステムを構築していた。しかし、継続的な成長を支えるためには、より効率を高められる新しいERPが必要と判断し、NetSuiteを選択した。

 「より迅速に出店するため、ITの仕組みをパッケージ化して展開したいと考えていた。NetSuiteの採用により、以前は1年かけて構築していたERPシステムを、約3カ月で導入できるようになった。NetSuiteは、海外進出のスピードに適している」(アダストリア)と評価している。

 NetSuiteの導入により、財務会計、CRM、マーケティング、Eコマースといった機能を、単一のERPシステムで運用できるようになった。こうして、財務プロセスを合理化し、レポーティングを改善し、内部統制を強化した。また、多言語・多通貨に対応していることから、各国の商習慣や法規制にも適応可能だとしている。

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