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HPE、最大16ソケット64TBメモリーのスケールアップPCサーバーを提供

2026年6月3日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

HPE(日本ヒューレット・パッカード)は2026年6月2日、大規模環境向けのPCサーバー新機種「HPE Compute Scale-up Server 3250」の提供を開始したと発表した。サーバー筐体を4台まで接続し、最大16ソケット64TBメモリーまで単一サーバーイメージでスケールアップできる。SAP S/4HANAなどのインメモリーデータベースをオンプレミス環境で稼働する用途などを想定する。

 HPE(日本ヒューレット・パッカード)の「HPE Compute Scale-up Server 3250」(写真1)は、大規模環境向けのPCサーバーである。Intel Xeon 6プロセッサを最大16ソケット(4ソケット単位)まで、メモリーは最大64TB(256GB×256 DIMMソケット)までスケールアップできる。

 「SAP S/4HANA」などのインメモリーデータベースをオンプレミス環境で稼働する用途などを想定する。HPEのスケールアップサーバーとしては初のIntel Xeon 6搭載サーバーであり、第4世代Intel Xeon搭載の「HPE Compute Scale-up Server 3200」の後継機にあたる。

写真1:最大16ソケット64TBメモリーの大規模PCサーバー「HPE Compute Scale-up Server 3250」の外観(出典:日本ヒューレット・パッカード)

 大規模SMP(対称型マルチプロセッシング)サーバー「HPE Superdome」の流れを汲む。4ソケットのサーバー(5Uラックマウント)を4台まで専用の外部ノードコントローラで接続したNUMAアーキテクチャを採用し、システム全体をメモリー共有型の単一イメージで利用できる。この外部ノードコントローラにより、スケールアウト構成で一般的に用いられるEthernetの100分の1となる約100ナノ秒の低遅延を実現したという。

 レジリエンス(回復)機能として、メモリーのエラー検出・訂正機能や、障害箇所を予備領域で自動修復するメモリーヒーリング機能、障害が発生したメモリーを自動で切り離す機能を備える。FT(フォールトトレラント:無停止)設計によって可用性を高めている。

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